最近1940年代とか新しいのばかり聴いていたので、またぞろ古い方を確認したくて入手。
Classicシリーズの King Oliverと同時代で、"King Oliver Creole Jazz Band"名義の録音のコンプリートです。1923年から1924年はじめにかけての録音が納められています。このLouis Armstrong,Johny Dodsを含めた"Creole Jazz Band"での活動は1923年で終わっていた様ですね。。。全曲中22曲はClasicシリーズにダブっており、1924年Jelly Roll Mortonとの2曲は MortonのCDと重なっていました。
1924年録音には他に「Butterbeans & Susie」夫婦Duoとの録音が含まれています。Butterbeans & Susieって何かおもしろそう。カテゴリで見るとjazz,blues,gospel,country なんでもありか。Vaudeville Bluesの人気者だったらしい。今でいう、めおと漫才みたいなもの。いつか聴こうと興味あったのですが偶然入ってました。聴いたところ、歌はちゃんとしてます。Ma Raineyの様なDeepなBluesではありませんが、非常にスタンダードな歌でした。
改めてKing Oliverの音楽のスタイルを聴いてみると、やっぱ今聴いている処のDixieとも随分違いを感じます。どういう風に違うかというと何となくゴチャゴチャしてユルいのですが、こういうユルい音楽は現代では許されないでしょう。しかし、こういうユルさが認められる時代はとても豊かな時代だったと考えるわけです。
文責:ためすけ後藤
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