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OldなJazzのルーズな日々


2007-07-01 音楽

Quadromania Anita O'day anita

今更ながらにAnia O'dayです。本名"Anita Belle Colton"。迂闊にも昨年亡くなっていたのにしばらく気が付かなかったのです。何でも朝日新聞には訃報が載ったそうですがニューヨークタイムスには載らなかったそうで、、、

またクアドロマニア4枚組BOXです。1940年〜1955年の録音が入っています。

とりあえず一枚目は1940年〜1942年のGene Krupa楽団にいた頃のVocalナンバが納められています。(iTunesにCDを入れるとアルバムタイトル/曲名/Disk No.までちゃんと登録されてた)同時代のKrupaは何枚かあるので何曲かダブっています。このBOXのライナーには一部1940年の録音にはメンバリストが無かったりしますが、丁度この時期のDVDが出ているそうでうまくまとまったサイトがありました。 こちら

Anitaはそんな声量があるわけでもないし音域も広いわけでないしBluesシンガーでもないのですが、艶があって個人的には好きです。生涯色々あった人で長生きで日本にも友人がいた様です。 ANITA

この一枚は最初のヒットの頃なので若々しくて良い感じです。Roy Eldridgeが元気でユーモアのあるVolcalも聴かせてくれます。またこの頃のGene Krupa楽団のSaxセクションの音も艶があって良いです。Saxセクションのプレイヤの名前は残っていますが詳しい事がわかりません。検索かけても出て来ないのは残念。


2007-07-02 楽器

酒漬reed reeds

リードのメンテナンスはみなさんいろいろ苦労しております。最近mixiで聞いた話で日本酒に浸けておくとよいという話がありまして、本当かねぇ、と思ってちょと試してみた。ただ日本酒が家にないのでイモ焼酎にしばらく浸けてみたのです。

結論から言うと、ヘタったリードが回復したと思います。自分でも半信半疑なのですが、しばらく浸けたあとにリードケースに移してそのまましばらく。夜にリハがあったので使ってみたところちゃんと鳴ってくれるのでした。結構効果があるみたいです。

他に誰か試した人いるのかぁと思って検索かけたのだけれど、どうも出て来ない。その筋では有名な北山研究室では酒浸けは効果無いよという記載があるので、誰も真似してないのではないかと思われます。 参考-1

ただし北山研究室では水浸しもダメだと書いてますが、これまた有名なホリデーテナーマンさんは水浸しリードを愛好していたりして、他にも水浸しリード利用者はプロフェッショナルを含めていたりしますわね。 参考-2

焼酎漬けですが、試しに鳴らないリードを浸してみたのですが、こちらは鳴る様にはなりませんでした。

生き物をアルコールに浸けると硬化するので(脱水作用がある。cf.マムシ酒のマムシ)硬化の効果なんではないかと勝手に推測します。

今回試したリードはリハやライブで何回か使い続けてたリードでした。アルコールは普通に使っていてヘタリかけたリードを回復させる、またはヘタリを防ぐ意味はあるんではないかと、考える次第です。


2007-07-05 楽器

画像の説明  画像の説明

TrueTone

オークションで入手。何なのでしょう。出品者も分からなかったと思います。徽章の様ですが、アクセサリですかね。

年代が記載されてないので、いつ頃のなのかもわかりません。絵柄がSaxだったらいいのにと思ったけれどこのサイズでSaxの彫り物は難しいか。材質はサビの色から銀メッキでは無い様な。とりあえず磨いてみましょう。


2007-07-06 楽器

酒漬けreedその2 shouchu

酒浸しリードのその後。今回はタカラ焼酎25度にしてみました。Sopranoのリードを2日ほど浸しておいてリハで使ってみました。左の薬ビン。あんまり調子良く無い様です。浸し過ぎはいけないのかも。普通に使っているリードを1時間くらい浸してあとは普通に保存するのが良いのかも・・・アルコール濃度を高すると良いのかとも思うけれど。もしかしたらホルマリンならもっと硬化するんじゃないかとも思いますが、あれは毒なのでー。

右の大きいビンはホリデーテナーマンさんの水浸しリードです。何か二週間くらい仕込まないと効果無いらしい。まあやってみよう。最近円安でリードが値上がりして困ります。コスト削減のためにもいろいろ試さないと。

マウスピースの脇にあるのはこれもホリデーさんの結束帯リガチャ、ソプラノ用。要はワッカで締める、仕組みはBoisリガチャなのです。BOIS

Boisの場合はリング内側にゴムが貼ってあり滑り難くなっていますが、サイズが一つしかないのでマウスピースやリードによっては合わないのがあるので、結束帯はサイズを微妙に調整できるのが良いところかと思います。


2007-07-08 音楽

Bix Beiderbecke bix

この間Hoagy Carmichaelを聴いたので、改めてBix Beiderbeckeについて聴き直してみた。

以前聴いたBox版ではおもにBixについてはみんな知っているだろうからと、Tramばかり聴いていたので。今回はネットの情報やemusicの音源、Hoagyの音源等含めて色々聴いて興味深い事が分かったのでメモっておきます。

JSPのBox版ですが、Box盤はBixの全活動期間(1924-1930年)録音を通してのBest盤かと思ったらそうでもなく、CDDBのデータも間違っていたりしていました。Paul Whiteman時代が抜けていたりしてemusicなど他の音源も当たってみました。ネットの情報もかなりたくさんありますね。この辺を参考にしました。 bixography

Bixは1921年にシカゴ郊外の陸軍士官学校へ入れられますが、学校を抜け出してシカゴへJazzを聴きまくる。1923年からフルタイムのプレイヤとして本格活動。1924年2月に初レコーディング。この時の録音がFidgety Feet,Jazz Me Blues この録音はBox盤には無くて、この後の1927年からの録音が入っています。1924年はWOLVERINE ORCHESTRAでの録音が最初になりますが、ここにまだ学生だったHoagy Carmichaelがアレンジャーで、Tommy DorseyがTromboneに入っていたりします。Eddie Langも仲間だったり。1924年の録音は17トラックで結構多いです。

翌1925年は録音が1月に2曲だけ、飛んで1926年11月まで録音がありません。映画にもあったけれど実家へ呼び戻されていた時期らしいです。このブランクはBixの生涯にとって長いです。

本格的に活動が再開するのが1927年で、Box盤もこの時期からの録音が納められています。この時期が一番充実していた時期なのではないかと思われます。名曲"In a Mist"もこの時期なのですね。映画では遺作みたいな扱いになっていましたが。

1928年からはPaule Whieman楽団での録音がかなり多くなり、次にFankie Traumaber の楽団、その次がBix名義の楽団がちょと、になっています。Whitemanの楽団はかなりコマーシャルで、ストリングを加えたオーケストラでおよそHotJazzではないのです。が、どーーー聴いてもこの時期のBixの音が1927年代とくらべて鳴ってない、元気の無い音になってしまって来ていると思います。楽団の性格から出番も少ないし、ディスコググラフィを見ても、Whitemanには参加はしているが音が無いとかの録音があります。同時期のTraumbauerの楽団の方がBixの音が良く聴けます。1928年は実際のところPre-Swing時代で、大きなダンスホールとラジオが娯楽の主役になって来た時代でもあります。このまま1929年まで続く様です。

大恐慌前の1928-1929年は結構重要な時代でして、同じシカゴのEddieCondon等の動きと比べてみるとBixは何でこんな事やっていたのか?

この時代の録音で生彩があるのはTrumbauerの楽団と少数のBix名義のバンドの録音でしょうか。ただ、同じく楽器が鳴りきってないと感じてしまいます。1928年時点で体調は崩れてしまっているとしか考えられないのです。TrambauerはBixと一緒にWhitemanの楽団に所属していますが、同時に自己の楽団でBixの演奏を生かした録音を残しています。この時期のWitemanの楽団の録音だけではBixはまるで活動していないみたいに見えてしまいます。この時期の録音を聴く限りではBixの一番の理解者で一番Bixを気遣っていたのはTramではないか?と思えるのです。

1930年になってようやく自分を取り戻したかの様に新しいバンド、といっても1924-27年当時の仲間がまた集まった感じで録音を開始しますがBixは惜しくも1931年に病気のため亡くなってしまいます。

Bixの活動期間は1923-1930年となっていますが、残された録音を聴く限りでは本当に音楽性を生かして活動をしていた期間は多く見積もっても1926-1928年3年未満ではないのか?と思ってしまう次第です。そう考えると悲しいお話しです。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

More & Less [確かに、晩年(?)のビックスは生彩を欠くというご指摘には、全く同感なのですが、ちょっと注目は、30年5月のホギー・カ..]

ためすけ [Barnacle Bill The SailoはカーマイケルのBox盤で聴きました。確かに歌は(音楽も)珍妙ですが、..]

Lavonn [Cheers pal. I do appreciate the wiritng.]


2007-07-09 Mac

mixi station Error error

以前mixi statiosnをupdateしたらいきなり演奏情報をuploadしなくなったので、しばらく捨てておいた。

普段使っているPowerBookとは別なマシンでWindows版のiTunesを使う様になったのでこちらでmixi stationを使うとOK。なんでだろうなと思って再度Macでインストールしてみたけどやぱだめ。ログインはしているので通信はできているのだなこれが。

何でもiTunesの演奏情報はapplescriptで取得しているのだと。何をやっているのかとリソースを見てみた。それらしきscriptがあったので実行すると、、、エラってました。構文エラーが2カ所あるのですね。エラー構文をコメントアウトすると演奏情報をちゃんと取得しました。しかしapplescriptを書き換えるとリソース整合性が取れないのでこれまたIntegrityFailedとかでmixi station起動しません。checksumでも見ているのでしょう。

起動エラーが回避出来るのかどうか分からないけど面倒なのでここらでオシマイ。さすが日本製のソフトだけあってツメが甘い。株価950,000? 特大ITベンチャで、こんなちっぽけなプログラムのソフト開発がこのザマです。ソフト開発の仕事はやっていたけど、いかに日本のIT業が人をマトモに使って無いか、ハリコのトラかよう分かります。


2007-07-10 楽器

インシュロック・リガチャ ligature

Tenorのリガチャは、しばらくBoisを使っていたのですが、どうもBoisはマウスピースの太さを選ぶので、ヤナギサワ・ラバーにはうまく合わない様です。特にテナーマウスピースはアルト等と比べて太さが各々大きく違っている様で他にも合わないマウスピースが色々ありました。そこでホリデテナーマンさんご推薦の結束帯リガチャを使う事にしました。

ホリデーテナーマンさんのサイトにもありますが、リードが良く振動してくれるのは一本で締めるのが良い様です。ただ、一本だけではリードが暴れる(?)鳴りはよいけれどリードミスを誘う様だし、少し左右にズレただけでまるで鳴らなくなるのでこれはこれで中々難しい。

できるだけ振動を妨げない程度にリードミスを押さえてかつズレない様にリードを固定する、、、

そこで考えた。マウスピースの根本に近いところでゴムで押さえました。輪ゴムでもよいですが、輪ゴムで締めるには何回か巻かないといけない。リードを付けたまま巻く事になるので、その際リードを引っ掛けて割ってしまいそう。やはり丁度良い太さの輪ゴムが欲しいわけです。しかし輪ゴムのサイズはそんな色々な種類ないし。というわけでホームセンタへ行って水道栓用のOリングを買って来ました。Oリングも規格品なのですが、大体マウスピースの太さにあうものが見つかります。適度にリードの暴れが押さえられて丁度良いですよ。

色々試してみると分かります。リードによって先端からの位置や締める場所が微妙に異なりまして、本当に良く鳴る最適位置は本当にマチマチです。また音色や特性も本当に個性的ですね。最適位置でリードを締めて特性を最大限生かすにはインシュロックリガチャが一番だと思われます。


2007-07-11 音楽

Fats Waller Box fats

Fats Wallerのクアドロマニアです。最近自分がクアドロマニアになってしまった。録音は年代順に並んでいて、

CD 1 1935-1936

CD 2 1936

CD 3 1937-1939

CD 4 1939-1943

となっているのですが、CDDBで検索をかけると各Discは、

CD 1 Portrait (Vol. 1): Functionizin' (Disc 8)

CD 2 Portrait (Vol. 1): Fractioius Fingering (Disc 9)

CD 3 Portraits Vol 1 (Disc 3)

CD 4 Quadromania - Fats Waller (Disc 4)

と出てしまいます。Portraitシリーズの Vol.1はいいとして順番にDisc 8,9,3 とは何だ??曲は年代順に並んでいるのに。

まあそんなわけで先ずはDisc1-2を聴いてみました。演奏はFats Waller and His Rhythmです。クレジットのバンド名は通して同じですが、編成は2管+4リズムを基本に都度変わります。ピアノソロはありません。

曲は以前聴いたCDと一部ダブっていました。音楽的はフザけた(ユーモアのある)Swingです。コンセプト的にはJumpBluesの元みたいです。ただLouis Jordanよりはテンポも遅めで、Hornのリズムをユルくてタイトな面がありません。Tenorが"Gene Sedric"という人なのですが、詳細不明。結構長い間Fatsとやっていたプレイヤらしい。音色が面白いというかちょと変、スローナンバではものすごくソフトで艶のある音を出すかと思うとミドルテンポあたりからホンカーぽくなります。演奏はTpetもTenorもラフな感じのBluesプレイですがグロウルしたりはしません。こういうところが好感持てるのですよね。音楽的な比重してはFatsのピアノと歌がメインな感じです。まあいろんな意味で黒人臭い音楽だと思います。


2007-07-12 楽器

Tenor Setup tenor

そんなわけで(どんなわけ)最近のTrueTone TenorのSetupです。来週7/22にまたまたビッグリバンド”大勢ホーンズ”のライブがありまして参加します(参加させられるというのに近い・・・)のでその準備でもあります。また譜面サラっています。今回は楽器も調整出したしー、、、本番までに狂わなければ良いのだけど。今回のライブ会場 赤坂グラフィティ それと 主宰者Blog

しかしーマジックスクリューに、手作りのキーライザーにインシュロックリガチャの組み合わせは見るからに寄せ集めのポンコツッ ですな。楽器としてのコンディションはとても良いのですが、カッコワルですね。


2007-07-15 楽器

ブランドイメージ yamaha ts62

mixiにSaxのSelmer,Yamaha,Yanagisawaの各ブランドイメージは何ですか、というトピがあったので考えてみた。

Selmer : 天下布武

Yamaha : 貴為和以

Yanagi : 君子和而不同

天下布武はご存知織田信長のスローガンですが、信長は途中で討たれてしまったけれどSelmerは本当に天下取ってしまった。今のSelmerとはちょと感じが違うけれど、Mark VI, Mark VII あたりは天下布武そのものだったと思う。

「貴為和以」と「君子和而不同」には解説が要ります。「和をもって貴しとなし・・」聖徳太子の十七条の憲法の第一条ですが、元は論語の「君子和而不同、小人同而不和」から来ていると思われるのですが現在の日本では「和」は「迎合」という意味で使われていて論語と違うんじゃないの?という意見があります。論語の「和」は異なる意見を互いに認め合え、という意味になって迎合するのは「同」の方だから。

ネットでも聖徳太子の憲法の条文については解釈色々ありまして、大きく2つ、聖徳太子は和の語彙を本来の意味で使っていたのを後世の役人が解釈を曲げて和=迎合の意味に使う様になった、という説と聖徳太子がすでに意味を変えて(勘違いして?)使っていたという説がある様です。

元々十七条憲法の条文にも続きあって、条文の内容については解説されており、一言で言い切ってオシマイというものではありません。それを切り出して「和をもって貴しと為す」と一行だけを残して押し付ける事自体が「同」を強制しているわけです。これは見方を変えますと、日本人には元々本当の"和"の精神が完璧欠落しているので、説明されて理解出来ず勝手に解釈しているとも考えられるわけです。

そんなわけでYammahaは超日本的な解釈での意味の和の楽器、Yanagisawaは自分を曲げない楽器という印象であります。


2007-07-16 音楽

kozakura kozakura kozakura

ラーメン屋でライブ・・・

小櫻と言ってそのスジでは有名なラーメン屋さん。グルメガイドにも登場。都内からもわざわざ食べに来るお客さんが大勢。何故かその店の中でライブ。かなり無謀な。。。でもマスターがやるっ、っていうのだから。

ユニットはAORの方です。お店、床はコンクリート打ちっぱなしで響く事。そこにちゃんとPA運び込んで、本当にライブな環境でのライブでした。

実際行ってみるとわかるけれどお店はさりげなくRock系してます。マスターの趣味なのですよ。ビートルズGoodsなんぞさりげなく飾ってあって、そっち方面でも筋金入りのお店です。「土浦 小櫻」で捜してみて下さい。


2007-07-18 音楽

軸? cds

自分軸という言葉があるんだって。知らなかった。最近ネットラジオの番組で聞いたけれど、まあ意味は分かりますがね。ネット検索すると山ほど出て来ます。流行っているらしい。言葉の構成は当たり前の単語の組み合わせだけど、広辞苑にあったっか?

辿って行ったら、落合良という人の1996年の「モノと心の『自分軸』」って本が最初ならしい。ネットで調べた限りではこれ以前の書籍類にはこういう言葉は見られない様です。「成功するのに目標はいらない!?人生を劇的に変える「自分軸」の見つけ方」なんて本もありますね。2007年刊行ですが。でも考えてみれば1996年はインターネットが普及し始めた年ですよね。ISDNがまだ「高速回線」と呼ばれていた時代でINSテレホーダイが始まった年。それ以前にあった言葉でもネットに載る分けないか。

内容は、、、わざわざ造語するほどの事もない、他の言葉で簡単に説明のできる当たり前の概念ですね。まあ、当たり前の事が特別に「キャッチフレーズ」にならないといけないという事は当たり前が欠落しているという裏付けでもありますが。元々放っておいても、自分は自分だしねぇ、軸足?無かったら立ってられないじゃないですかね。

反対語があってそれは”他人軸”なのだそうだ。それで「軸をブらすな」とかいう言葉もある。この辺から「君子和而不同、小人同而不和」に近くなるわけで、言ってる事は同じだったりする。英語だと identityですかね。もっと軽くstanceでも良いのかな。

というわけっで自分としては1920-30年代のBluesに軸足をおいておきます。唄がある事、Collectiveな要素、Realtimeに音を作る要素、体を動かす要素もある。技術や理論は「質」を良くする為に必要な要素で有ったに越した事は無いですが、この軸の上に乗せて行けば良い。

技術と理論があれば大概の事(商業的、ビジネス的に)は出来ますがね。技術/理論がある"だけ"では要は軸が無い、って事にもなります。

何処かに軸を置くという事は逆に言えば「絶対行けない場所がある」という事でもある。1920年代Bluesに軸を置いていたら「○○○はできないよね・・・」という、立ち位置から来る制限は発生する。でもこれはこれで良いのではないか。私の居場所はココですという事で他人の居場所を否定しているわけではないし迎合しているわけでもない「和して同ぜず」のスタンスなわけだから。


2007-07-20 音楽

Fats Waller Discography fatslist

Fats Waller調べていてまとまった資料ないのかな、、、と捜して見つけました。Fats Waller Org ここに詳細なディスコグラフィがありまして、ただし有料。。。PayPalで支払えるのでオーダー出してみよう。

オーダーメール後2時間程で返事が来て、PayPalの口座を教えて貰って送金。すぐにドキュメントがPDFで送られて来ました。

すごいです。大当たりです。総156ページ、Fats Wallerのレコーティング記録全部、放送の記録のレコード、CD化されたもの復刻盤のリスト、ピアノロールまで。2007年7月6日バージョン、、、って更新し続けているのがこれまたすごい。本当にUltimateです。これは有料でも入手する価値があります。FatsのCD聴きながら追々照合して行こうと思います。


2007-07-23 音楽

大勢終了oozei

7/22赤坂グラフィティ大勢ホーンズ、ピンライブ終了。皆様のおかげです、みたいな感じですが、盛況のうち終了しました。今年の冬にはドキュメンタリーもできるそうです。主宰者web音でます。

都内ライブは疲れるって、行き帰りの電車が一番疲れますね。今回は日帰りだったし。楽器持たなければ楽ですが。


2007-07-26 道具

サーバ server

大勢ホーンズの次の日の夜、いきなり自宅置きのメールサーバがdown。HDDがイカレてしまった。古いPenIII 500 のスリムデスクトップをサーバ替わりにして暑い部屋においたのがいかん様です。

あわてて古いデスクトップにOS入れ直して仮に動かしていますが、何かそろそろ新しくしないといけないな。とPC-Depoへ行ってべアボーンを捜してきました。店頭在庫のみの小型AM2べアボーンがあった。Core 2 Duoの小型もあったけれど安価なCPUが品切れで、AM2は使った事ないのでこの際試しにと購入。Athron シングル 2.4G、DDR2 FSB800 1Gで構成。

最近当たり前のSATA-RAID付き、VIA-Raidだそうだ。RAID1でアレイ組んでFreeBSD6.2をインストール。問題なく入りました。ただ4.11ではアレイ認識できません。

困ったのはオンボードLANのvr0がおかっしい。10BaseTでしか動かない。デバイスの問題なのかOSか不明なのでとりあえず保留。intel fxp で動作させています。

速いですねこれ。ただのメールとリモートストレージにしては勿体無い。動画のストリーミングに使っても良いくらい。自宅メールは場所取るだけでデスクトップでも構わないので、そんなこんなでこのマシンは業務用のサーバにする事にしました。


2007-07-29 音楽

水戸ライブおわり soprano

昨日28日、水戸ペーパームーンのイベント終わりました。こちら お店のページ

ユニットはAOR系。ペーパームーン出演はこれで2度目。4リズムにVocal,reedの構成。Gt,Drum,Bassは水戸の人です。水戸+土浦混成ユニットといった感じか。それにしても水戸は層が厚いです。プレイヤもいるし、お客さんもいるし、お店もあるし。水戸はずーーーっと前に住んでいたけれど、面白いのはライブハウスなどお店が閉まっても誰かがオーナー変わって続けるとか、別な場所に新たに誰かが店をつくるとか、継続している点でしょう。またこの土地に住んでいる分には仕事はあるし、生活の基盤が整っていて経済的にもうまく回転しています。趣味で何かとやるにしても長い期間続けられる環境があります。今回のメンバーもそういう人たちでした。良い意味での地方都市でしょう。残念ながらつくばにはこの環境は出来ていません。土浦は凹んだままだし。。。。要は、文化的な基盤というのは頭の良し悪しだけじゃ決まらんのだよ。その辺誤解しているな、つくばは。

今回のイベントユニットは昨日で一旦終了です。ためすけはしばらく休止。次回10月初旬にはmysicoさんとベースの山田直子さんと何かのジョイント企画の計画中です。 こちらwww


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文責:ためすけ後藤 [マイ・ストア] [ Amazon Jazz ] [ JUMP-Blues ]
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