この間"Just A Closer Walk With Thee"を演奏した後懐かしくなって捜して出しました。
Buescher使いのArthur Blythe のレコードです。ウラジャケット見ての通り楽器はBuescher True Toneですね。モノクロなのですが、どうもこの楽器はシルバープレートぽいです。
BlytheのCDは最近でているのでしょうか、、、Blytheというと、この辺のアルバムが有名どころで、Fusion の走りとして現在でも人気で販売されています。こちらリリースは1978年で、"Blythe Spirit"の方は1981年で新しいのです。この新しいレコードの中でBlytheは"Just A Closer Walk With Thee"といったトラディショナルな曲を入れています。また、この編成が変わっていて、Organ , SAX, Tuba、というトリオで演奏しています。ベースの代わりにTuba(Bob Stewart)を使うのが特徴です。Blytheはコルトレーンに近いmodeをやるのですが根本的にトラディショナル指向で、Gospelを取り上げるし、楽器もOld、編成にTubaが入ったっりするのは自身のルーツにこだわる姿勢を表していると思います。演奏を聴いて感じたのは、Tubaを入れるのはトラディショナルなJazzという意味と、もう一つ黒人のJagBandのJagを意識しての事ではないか、と今考えています。
まあ、このレコード買った時は学生で、いやぁ変わった音のプレイヤだなぁと思っていたのですが、Selmer全盛の時代にこんなオールドを使っていたわけです。当時はVintageSaxの存在なんぞ誰も知らないし、道理でYamahaで真似しようとしてもできなかったわけだ。
しかし日本では最近注目されてないですねえ。。。検索リンク→Arthur Blythe
文責:ためすけ後藤
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