mixi方面で問題が起こっています。4/1改訂の規約で、日記等の書込みをmixi側が勝手に再利用してよいという条項を追加しました。
「第18条 日記等の情報の使用許諾等
本サービスを利用して、ユーザーが日記等の情報を投稿する場合には、ユーザーは弊社に対して、当該日記等の情報を日本の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾するものとします。
ユーザーは、弊社に対して 著作者人格権を行使しないものとします。」
問題と思われるのは現在の書込みについても要は遡って適用とか言ってる事。日記くらいならまだマシだけれどコミュニティの書込みまで持って行かれるのは気持ち悪いと思う。コミュニティは書込みの集合に価値があるので、それをひっくりめてmixiが勝手に使うのは問題があるでしょう。しかも過去に遡って?これも問題ですよね。
これに類する事は過去にBlogサービスでもあって大体こういう事をやると人気が無くなって価値が下がるのだけれど。ずっと遡ってパソコン通信のアスキーネットで同し様な事を言い出した時があってユーザから総スカンくらってユーザが他サービスに移った経緯ががあります。SNSの性格上、特定メンバにクローズにしておきたい内容もあるわけで、それらを含めて勝手に再利用するとなるとこれもおかしな話。mixiについてはこれからもあちこちでボイコットが始まる気配もあります。
mixi側から説明文が掲載されました。が、理由がネット上でのデータの流れに関するテクニカルな要件とされていて18条の文面とはえらいズレがあるというのが大方の意見です。
昨日はJump藤枝&Slidin'Catsの水戸はMojohandでライブでした。お店いっぱいのお客さんご来店下さいましてありがとうございました。Bluesのセッションもやっているお店で、茨城として、というか全国的にも貴重なお店です。水戸までの道のりはちょと遠いのですが、途中街中の渋滞に巻き込まれて遅れそうだったので夕飯抜きでJumpJiveしました。後半かなり疲れた・・飯抜きでやる音楽じゃないですな。
Louis Jordanやっているなら"Saturday Night Fish Fry"をやって下さいとお客さんに言われてしまった。CD持ってましたね・・・このCDのレビューは後程。今後ともよろしくお願い致します。
水戸芸術館のすぐ近く→ MojoHand
Louis Jordanのボックス盤はまだ全部聴いてないのですが、こちらDecca時代からずっと後のJordan、1973年の録音です。Jordanが亡くなったのが1975年ですが、1960年あたりで活動を止めていて、これが本当に最後の録音になるのでしょう。ジャケットの写真も若い頃に比べると老けてしまってますね。
1973年11月6日に録音された15トラックありますが、このうち当時リリースされたのは9トラックで6トラックはunreleasだったそうです。曲は往年のヒットナンバから、CaladoniaやSaturday Night Fish Fry等があります。編成はテナーを入れた3リズムのクインテット(ギター無し)とギターだけの3リズムによるクアルテットの2種。テナーはよく一緒にやっていますIvr Coxです。Tpetは入っていませんね。これはちょと残念。62才くらいの録音になりますがまだまだ元気にJump Jiveしています。音も良く出ていますしちゃんとホンクしているし、この後すぐに亡くなってしまうなんて残念ですね。。。戦後から活動期を迎えたアーティストは結構長生きですが、初期のBlues/Swing - Menは結構短命な人もいますが残念ながらLouis Jordanも短命な方でした。でも是非聴いてもらいたい一枚です。→Louis Jordan
amazonで青木研さんで探したら出て来た。Vocal 熊田千穂の他、青木研Banjo,Gt 渡邊恭一Tenor,C-Melo 、上野まこと Tenor 、井桁賢一 Sousaphone というメンバです。2007年リリースなのでパリパリの新譜。選曲が良いです。遥かなるニューオリンズWay Down Yonderin New Orleans、My Blue Heaven,Foolin' Myself、Aint Misbehavin'など。良い感じの歌で、リラックスして聴けます。
編成はバック四人全員が常に入っているわけではなく、BanjoだけだったりSousaphone+Gtだったりいくつかバリーエーションがあります。出来れば全体にInstを絡ませてもっとNewOrleans風にやってほしかったけれど。Vocalメインの録音ではあまりそういう事はやってくれないのですよね、近年では。CDはこちら→熊田千穂
Blues Singer のFrankie 'HALFPINT' Jaxon(1895-1944)
ジャケットにある様に1937年6月22日から1940年4月17日にかけてのレコードでラストレコーディングになります。Documet RecordsのVol.1を聴いてすごく興味が湧いたのですが、残念ながら現行ではVol.2は入手できないみたいでした。1937年から1940年にかけてというとSwing全盛時代なわけですが、この時代に1920年のvaudevilleシンガーがどの様な音楽をやっていたかは興味深いです。
この時代の参加メンバーが面白い、Lil Armstrong(p),Henry Red Allen(tp),Barney Bigard(cla)等。Old JazzのBig Nameですね。特に通して入っているBarney BigardのClarinetのソロ・オブリガートが見事でした。音楽そのものはスタイルはNew Orleans風ですが、Swing感の強いものです。編成が2管+リズムでFats Wallerのバンドに似ているけれどFats程テクニカルでないし、もっと緩い感じです。要はJump Bluesの元祖ですか。
この後、1941年の戦争時に引退してペンタゴンで働いていたと記録にあります。亡くなったのは1944年退役軍人局病院だそうで最後の肩書きは軍人だった様です。59才ですのでまだ若いですね。Vaudevilleシンガーが国防総省で何をやっていたのかはナゾの様です。
Jaxonは生涯何だかのインタビューは受けた事がないそうで、この人の事は殆ど分かっていません。生い立ちや経歴から初期のBlues/Jazzと深く関わった人のはずで、さぞかし面白い話が聞けたのではないかと考えれるとこれまた残念だと思います RED HOT JAZZ
こちら殆ど品切ればかりですが→Frankie Jaxon
AppleのブラウザSafari 3.1が出たそうで、よくみたらWindows版のSafariも日本語版が正式リリースになっていたのでした。(あれ?いつからだっけ)事情により仕事では未だずっとWindows2000で通しているたのけれど、2000非対応のソフトも出て来て、XPも動作確認用が要るので古いDELL PentiumIII 1GのマシンのXP-SP2を入れて使ってはいたのです。810eチップセットの廉価マシンなのでメモリ最大512Mとなんでいまさらなマシンなのですが、SP2が意外に機敏に動くので関心はしていました。
「世界最速ブラウザ」なんてAppleは大げさに言っているのでホントかよと試しに入れてみましたが、意外と本当に速い様です。同時に使っているFireFoxと比べても遜色ないです。Internet Explorer 7はこの環境では重たい上に普通にブラウジングしていて落ちるのでどうしようもないですが、IE7より安定していると思います。
ただ、全体に画面が広く使う仕様の様で、Apple社のサイトなどを見るとFireFoxよりも余分に横にはみ出てしまいます。フォントを小さくしても変わらないのだよね。CSSの使い方か解釈が違うのではなかろうかと思われます。
昨日のつくばSavoyのライブ。出演は、鈴木孝二(as) 蓮見芳男(g) 古里純一(b) というベテランの方々。古里さんはSavoyおなじみですが、鈴木さんと蓮見さんは今回お初です。鈴木さんはデキシーセインツではClarinet担当ですが、今回はAltで。写真見て分かる通り、Old CONNをお使いです。シリアルが27万番台で後期のMシリーズ、Naked Ladyでした。以前はMark6を使っていたそうですが、CONNを使い始めてからMarkに戻るつもりは無いそうで、今はスペアで同時代のCONNをもう一位台、2台所有との事です。やっぱりそうでなくちゃ。
JATP - Boxの三枚目。1949年11月New York カーネギーホールの演奏と、少し飛んで1952年10月のライブでのJamセッションが入っています。飛んでいるのはこの間ヨーロッパツアーを組んでいたかららしい。1949年のライブではRoy Eldridge,Charile Parker,Lester Young等の他Ella Fitzgerald等が入っています。会場がものすごい騒ぎになっているのがよく分かります。
音楽的はBopそのものなのですが、Lesterが珍しく威勢良くよく吹いてます。UptempoのBopな中にSwingスタイルできれいに歌い上げます。これを聴くとLester顕在なのですが同時代でもヨタヨタの演奏があったりして、よく分からない。。。本当にナイーヴな人なのでしょう。
この頃のJATPはやたらと人気で各地でツアーを行い、Noman Grantzは随分と稼いだそうです。時代では1949年MilesがBirth Of The Coolを出した頃になるのですが、同時にこれまたヒートアップしたJazzが人気だったわけで、この後もJATPの人気が続くわけです。良く言われる「行き過ぎたBopの反動でCoolが・・・」という話はいかにもコジツケじゃないの?と思うわけです。時代というのは同時に流れるものなのでそんな単純なものではないでしょう。というか、Jazzの批評屋てのは全然時間軸を見てないよな、というのが感想です。
一般に"Cool"と言われているスタイルも1930-40年代からの音楽を聴いて比較してみると、単にSwingイディオムを洗練された形で復刻しただけ、だと思うのですがね。まあその辺は後程。→JATP
文責:ためすけ後藤
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