Jack McVeaの1945-1946年録音。T-Bornと一緒にやっていた時期でJATPで出ていた頃と重なります。このシリーズはJack McVea/Rabin Tarrant コンプリートなので、よくみるとMcVeaの参加してない録音も少し混じっています。なんとミンガスが参加している曲が2曲ありますが、そちらはRabin TarrantのバンドなのでMcVeaはクレジットされてなくて、ここのテナーはLucky Thompson ですが何故かMcVeaベスト盤"McVoutie's Central Avenue Blues"には"Hey Hey Hey Baby"の演奏が入っているなぁ。編纂も結構いいかげんみたいです。
1945年終わりから1946年にはMarshall RoyalがAlt,Claで入ります。全体にBluesというよりBoogieの曲が多いです。全体にご機嫌なSwing/Blues Terorですね。
5/11にまた赤坂グラフィティで大勢ホーンズのライブがあったので準備のためまじめに10日間ほどリードの仕込みをしました。
何で10日もかかるのか?というと、先ず、ずっと前に買った、Larry Guy著"Selection, Adjustment, and Care of Single Reed"で、10日間かけてリードを馴らして行く方法が説明してありました。最初読んだ時こんなに神経質にに仕込まなくてもいいだろーと思って放っておいてありました。が、最近ネットでみた北村英治さんの映像では、扱いは結構ラフなのですが、リードを箱から出して使い始めるまでに9日かかるという方法を紹介しています。という事は、やはりリードは10日間くらいかけて仕込むのが正しい使い方?なのかもしれないと、試しにこの本の記述に沿って10日かけて仕込んでみたのでした。
詳しくは長くなるので別にまとめようと思いますが、要は毎日少しづつ水に浸けてちょっとづつ吹いてみて、レスポンス等を確認し悪いところを少しずつ削って、使った後はよくしごいてからしまう、という事を10日繰り返すものです。10日の間は3−10分くらいしか吹いてはいけない。10日以降から本格的に使えますが使いながらも調整して行くそうです。Newのイシモリリードがあったのでこれを使って本番に備えました。やや面倒ですが、確かに調子良かったです。
クラリネットのLarry Guyの方法と、同じく大ベテラン北村英治さんの方法では馴らす間の処理がえらい違いますが、10日くらいかけてじっくり馴らすという点については共通しています。リードは生ものなので絶対最適というやり方は無いでしょうがLarry Guy方式と北村英治方式の中間辺りでも良い方法があると思われます。というわけで安価なRICOのリードを使って只今仕込みをしている処です。
それにしてもRICOの25枚入りのパッケージはでかい。一枚一枚リードホルダーに入っているからなあ。昔みたいなリードホルダー無しのパッケージとか出してもらえないでしょうかね。
昨日は大勢ホーンズのメンバの2人とマウスピースを選びに大久保へ行きました。写真はテナー用で気になっていたリバイユLRIIです。
MetalはOttoLink現行品が7,7*と持っていはいるのですがどうしてもBuescher True Toneと合わないので何か無いかといろいろ調べていまして、候補はJody Jazz , Ponzol,それとLebayleあたりかと考えていたのところ、 Sax On The Webのフォーラムに気になるトピックあって、ここでLRIIを勧めていました。ここには音源も載っています。Lebayle LRはブランフォードマルサリスが使っているので有名ですが、最近のLRIIモデルの音源は中々無いです。この音が気に入ってしまって以降Lebayle LRIIが気になっていたのでした。大勢ホーンズのライブの後メンバーとマウスピースの話になって何か買いに出かけましょうとという事で時間をつくって出かけた次第。あらかじめ在庫を確認したところ8番が3本あるとの事で予約してホーンズの人たちと一緒に試奏して選んで来ました。
大変良い音ですが、問題はリガチャで、このリガチャは金属のリングでリードを挟むタイプでBoisリガチャと同じ構造です。テナーのリードは厚さにばらつきが大きいようで丁度良いポイントでおさえられません。試奏の前に同じくらいの開きという事でヤナギサワラバー8番でリードを何枚か選んで持って行ったのですが、ラバーとメタルではリードの相性がかなり違い、大変良く鳴るマウスピースなのでリードミス出まくりで苦労しました。
リガチャをいくつか借りて試した処、イシモリリードの3半にフランソワ・ルイのリガチャが相性が良かった様です。ただー、価格をよく確かめてなかっった。。。イシモリのwwwにはLRIIの値段って書いてないですよね。LRと同じかとおもったら結構UPでした・・・(^^;)予算オーバのため、今回リガチャはお預けです。本体の太さはLink同等だそうで、Link用のロブナー・ライトを使って始めました。音的には大変満足です。ラバーに比べるとコントロールは難しいですが使って行こうと思います。
日本を代表するディキシーランドジャズバンド(あえてカタカナで書く)なぜかmixiのBuescherコミュにお名前が、、、クラのタイロンさんのTenorはBuescherの模様です。これは聴かないといけない。直販で全タイトル購入しました。公式サイト
残念ながら最新アルバムではTenorは使われていたなかった。残念。前のアルバムでもクラリネットがご専門なのであまりTenorの音は入っていません。どの辺からBuescherだったのかよく分かりませんでした。
実は小川理子さんのピアノが聴きたくて買ったというのもあります。このスタイルのピアノは小林創さんを含めて音源がなかなか無いのでそういう意味でも貴重です。Her Music Goes Onのラスト”Do You Know What It Means To Miss New Orleans”が素敵です。CD
コンプリートVol.4 1952年までとなっていますが、McVeaが入っているのは1947年までです。1950年ボーカルSammy Yatesの名前で2トラック、1952年ドラムRabon TarrantとCharlie Whitefield(tenor)の名前でトラックが入っています。Charlie Whitefieldって誰よ?何だか不明だそうです。結構太くて良い音していました。
McVeaは1947年の最初までBlack and White Recordで録音活動をして、レコード会社をExclusive Recordsに換えたとあります。Exclusiveでは結構Altoも吹いています。この音が良い音しています。Jordanに似たスタイルですがキレがあって艶もある。全体に音楽はJump Blues-R&Bですがフレーズには随所にBopの影が見えます。まあそういう時代なのでしょうがコンセプトしてはBluesでBoogieなので決して歌心を忘れないのがMcVeaの良い処でしょう。
1957年の後またレコード会社を移籍して1958年からはCombo Recordsで録音活動に入ったそうです。ここでも結構な録音を残しているそうで、1960年代まで録音活動は続いているのでまだまだ録音は出てきそうです。もっと探してみよう。Jack McVea。こちらはインフォーメーション Answers 検索したら出て来た。→ 公式サイト これでいいのかな。今はR&B,Salsa系のレーベルらしいです。Combo Records
昨日はつくばサボイで右近茂さんのTrio(?) 右近茂Ts,Cl 山本琢(p) 古里純一(b) + のライブでした。中々忙しくてつくばライブが実現できませんでしたが、今回久々に実現しました。いやーー良かった。
今回楽器は前回のCONNとは別な二号機でChu Berryモデルだそうです。音はこちらの方が音が柔らかくて自分としては好みです。確かJackMcVeaのセッティングに近いはずなのだが? ただ人によっては物足りないかも。7月に2枚目のリーダアルバムがリリースされるそうで、その時には記念ライブを計画。まあその前に地元でレッスンを受けたいですが。右近茂 そういえば小川理子さんと右近さんはCDリリースしているのだっけ。これも入手しないといけない。
ライブ続きですが。昨日はSavoyお馴染みNAOPの上野アリエスリーダーライブ。行って来ました。写真が上手く撮れなかったなあ。メンバー、片岡郁雄(fl,sax)、山田ヒロシ(B)、平野嘉昭(Drs)、竹内直子(Pf) フロントの片岡さんはスタジオの仕事が多いらしいです。Fluteがヘインズのハンドメイド・ソルダード/H-footjoint!!びびびっびっくりだ! 4人は初めての顔合わせだそうですが大変まとまった完成度の高いステージでした。このままユニットが組めそう。次回は9/11だそうです。
文責:ためすけ後藤
[マイ・ストア]
[ Amazon Jazz ]
[ JUMP-Blues ]
[]
[]