これまたアナログLP Russel Procope 唯一のリーダアルバムで、1956年録音。日本語盤が1993年に発売でこれまたAnalog最後期のレコードです。Johny HodgesとDuke Ellington楽団のAltoで活躍した人ですが、リーダアルバムが一枚というのもめずらしいというか寂しいというか。とはいえ、Swing時代の名プレイヤーたちの小編成のリーダアルバムっていうのも実際少ないのでこれはしょうがないかとも思いますが。
このアルバムは随分前から知ってはいたのですが、かなりレアなコレクタアイテムだったらしい。一時オークションで結構高値になってしまい手が出ませんでした。ネットの中古レコード店でたまたま見つけたので入手。オークションより安価になっていましたがかなり状態の良い新品同様で手に入りました。あまりきれいなので勿体なくて中々針を落とせないでいたのだけれど本気でアナログレコードの整理を始めたので聴いてみたというわけ。
演奏は確かにHodges流のAltoです。Hodgesほどではないですが、Sweetな音色。残念なのはSweetを強調するあまり選曲がスローばかりになって、ミディアムが2曲くらいとSwingの演奏が無い事。日本語盤の解説もこれは勿体ないと書いてあります。
写真はブレていますが、楽器はBuescher Aristocrato Big B モデルです。Hodges と同じです。HodgesはTop Hat を使っていたという話になっていますが、残された写真を見た限りではこのBig Bを持っている写真が多い様なので、メインはこちらの楽器だったのではないか、と考えています。
昨日はつくばSavoyで小林創さんのハモンドオルガンのライブでした。ハモンドにレスリースピーカーのフルセットは滅多に聴けるものではありません。Savoyは一階だし駐車場もすぐ近くだし段差無しで、ロケーションとしては最適。むしろ都内ではなかなか出来ないライブです。
今回はSavoy岬とのDuoで、オルガンとのDuoははじめての組み合わせだったそうですが、Hammondは音色のバリエーションも多く色彩感の豊かな音でまったくあきさせません。ビートを支えるのにドラムがあった方が良いかとは思いますが音楽のスタイルとしてアリです。今回もお客さん少なくて勿体なかったですが、2ステージ終わったあとオルガンセッションしたり、楽しかったですよ。
次回は2月だそうです。
昨日はJump Blues Sliding Catsのライブでした。今年最後。店の都合で無理矢理入れたって感じですが、それにしてもお客さん少なかったな。。。
ただ、あまりはしゃぎ過ぎなかったため、演奏の質は良かったですよ。まあそんな事もあるってことで。来年もよろしくです。Jump Blues
emusicのクリスマス特集をながめていてみつけました。ややマイナーですがおもしろそうなクリスマスアルバム。おすすめです。
一枚めは"Swingin' Christmas"でコンピレーションですが、Louis Prima,Fats Waller,Woody Herman,Benny Goodman,Louis,Lionel Hampton,Johny Otis,Armstrong,Glenn Miller,ほかLes Brown,Billy May,Dick Robertson SwingからR&Bにかけてのクリスマスナンバーが集められています。Old Jazz Timerには最適なアルバム。2001年リリースだったらしい。
もう一枚がLady "P" and Friendsというクレジットのあるアルバムで、2003年リリース。どうもドイツのユニットらしい。wwwサイトありますがドイツ語でよくわからん・・・(^^;)Sax,Guiterにリズムを入れた編成で Modern 風Swingですが何気なく聴いてみたらTenorが中々Swingして気持ちよいです。残念ながらそんなわけでメンバーが分かりません。
今日はクリスマスですが、あまり知られていない(忘れられている?)のですが、Cab Callowayの誕生日です。本当におめでたい人ですね。
さらに、かのJames Brownの亡くなったのも12/25の朝。本当にソウルフルな人ですね。この2人を偲んで12/25日はJive Soul祭りをするというのは良い考えだと思うけど誰も企画しないですね。あれば参加するのに。
写真はNOAPの持ってたSoftBankお父さん犬ストラップとiPod touch - Cab CallowayのTwo Shot です。→Cab Calloway → James Brown
ネットで検索するとAnita の "Ace In The Whole"っていう名前のアルバムがダウンロードサイトに見つかります。emusicやiTunesストアにもある。この中で”Old Folks”を歌っているので気に入って聴いていました。他にもI Cover The waterfront などBillie Holidayのナンバが入っていて中々良い。ただし、この音源、音が悪い。どうもスクラッチノイズの除去の影響か歪んでしまっているのですよね。
何か気分悪いので原盤を捜そうと検索して見たのですが、どうもこんなアルバム何処にも無いよ。ダウンロード販売用のアルバムらしい。こういうのは復刻盤にはよくある。(これはこれでムカつくのだが)
じゃあ何か古いレコードがあるのかなと思ったけれどこれまた無い。一応オークションを調べてみたら、、、あった。Old Folks でもこれはタイトルだ。で、曲リストを見たら何だか"Ace In The Whole"と同じ。
なんだこれは、と、落札してみました。聴き比べたら"Ace In the Whole"と同じ。要はこれがオリジナルでした。1977年ころの録音らしい。詳しい事は不明のアルバムで1981年日本盤リリースなのですが、国外で発売された形跡は無し。録音の日付すらわからないという変なアルバム。DORBE Recording というレーベルが録音したものだそうですが、そんなレコード会社見つからない。日本のレコード会社がオクラ入りした音源を買ってきてリリースしたアルバムの様であります。日本で人気のあったAnitaの事なのでこれは十分にあり得ますよね。ただし、何と元のレコードからして音が悪い。。。残念
文責:ためすけ後藤
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■ Joliam [I'm not quite sure how to say this; you made it extrelmey ..]