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OldなJazzのルーズな日々


2009-03-02 音楽

ラグチャイムJazz Band ragchime

昨日のSavoyはお馴染みラグチャイムJazzTrio でした。いつもの、てつ、太郎、ハジメさんに加えて、なんとAltoの白庄司さんが飛び入り。何か仕事の都合で空きが入っちゃったの創さんのピアノを聴きに遊び来たとの事。おもしろかったです。ラグチャイムは久々なのですが、以前に比べてBlues色が強くなった気がするな。ラグチャイムBlues Bandになっても自分的にはウェルカムなのですが。 YPMレコード


2009-03-08 音楽

selmer gardera

オフ会とか 

昨日はなんやかやと忙しかった。昼にmixi、ビンテージサックのコミュのオフ会。場所は新宿のカラオケスタジオ。 お店 mixiコミュの管理人さんがオーナーです。すごい音響が良くって、楽器もひとそろい揃っています。ちょとしたライブなら出来そうな感じでした。普通にカラオケしに行ってもビンテージ楽器でバッキングつけてくれます。Jazz屋でも安心して楽しめるカラオケバーです。

写真はオーナーさんの珍しいSelmerシガーカッターモデルTenor。Altoは見た事あったけれどTenorは本当に珍しい。吹かせてもらいました。何か非常にBuescher True Toneに感じが似ています。1930年代の楽器なのでその時代のキャラクターというものがあるのでしょう。MarkVIなどとはとはまた違う感じです。マウスピースがガーデラのブレッカーモデル。復刻版ではないオリジナルハンドメイドだそうです。これも吹いてみたけれど、良かった!この手のモダンマウスピースは好かんのですが、吹き易いしオールドな音楽にも使えます。何でもハンドメイドもバラつきがあって、何本も試した中の一本だそうです。やっぱり良いマウスピースは何でも使えのだ。今回オフ会初めてで、参加者4人でしたが、あのホリデーテナーマンさんが来られました。ははは、コアな話いっぱい聞かせてもらいました。とりあえず秋葉原の喜望峰は最重要ポイントであります。(笑)

その後丁度、すぐ近くのお店 オクリーズ で熊田ちほさんが出ているというので帰りに寄ってきました。"It's Been A Long, Long Time"をリクエストしたら歌ってもらえた。楽しかったです。間にバーテンの男の人のボーカルがすばらしい、と、お名前が南雲剛毅さん。調べたら浅草ジャズコンテストのグランプリだったのじゃない!道理で。オーナーさんの好みで壁にはビリーホリデーの写真が沢山飾ってありました。グランドピアノがお店の真ん中にデンとあって、非常に高級感の溢れるJazzバーです。このお店もお勧めです。

chiho

2009-03-12 道具

Recording recording

いろいろと紆余曲折試行錯誤をしていまして、録音環境がどうにか整って来ました。

オーディオインターフェースはTASCAM US-122L。Cubase が付いてくるインターフェースで24bitサンプリング出来るのがこれが一番安価だったので。YamahaのAudioGramも考えましたが16bitサンプリングだったのでそちらはボツ。

USBマイクの後にBeringher C-3 を最初使っていたけれどまだFluteにゲインが少々・・・オーディオインターフェースのプリアンプの性能かとも考えられたけれど、Studio Projects B-1を別に入手。感度良いです。Beringher C3より指向性が強い様です。StudioProjects B-1は日本ではレビュー無いけれど、海外のレビューでは結構評判が良いみたいです。

ヘッドフォンは最初 AUDIO TECHNICA ATH-PRO5を使ってみたけれどこれはスタジオ用と言ってもDJ用なので音がイタイ。値段相応の性能か、もう少し上のランクでフラットらしいFOSTEX T40RPmkII、オークションで8000円くらい。実はAudioTechnica ATH-A900かA700が欲しかったけれどオークションではoutbidしてしまったので。ヘッドフォンアンプも要るのでこちらはBeringher、でももう少しパワー欲しい。

Cubase IVを動かしてみたけれど、、、付属のVSTインストルメントの音がイマイチなのでちょとがっかり・・・練習録音にはGarageBandでしばらく行きます。Displayの調子が悪いPowerBookG4 1GHz をまた引っ張り出して練習用にセットアップ。PBG4でGarageBandで録音は少々重たいですね。やはり新しいMacでないとレコーディングはつらい。音入れの時はMacBookを使います。

ところが真面目に録り出すと今度は「部屋鳴り」が気になった。壁がカンカン響いていたのですね。知らなかった。ではオンマイクで録ると今度は広がりが無くて質の良いリバーブが欲しいという事態に。というわけでまだいろいろありそうです。US122L


2009-03-16 楽器

Master Link Mouthpiece masterlink2 masterlink1

1930年代のLester Young,Ben Websterが使っていたと言われるOttoLinkのMaster Linkです。オークションに時々出品されますが高価で手が届かなかったり油断したらOutbitされたりで中々入手出来なかった。スラントのリフェイサさんが持っていたのをちょと吹いて気に入っていたのですが。

今回は良いタイミングでCPCCの某メンバさんから入手。FourStarモデルとの事ですが、むちゃくちゃきれいに磨かれていて、刻印判別不能。脇の刻印もよく見えないくらい磨かれていました。元は余程汚れていたのだろうな。

はっきり言って手強いPieceです。開きは少しは調整してある様ですが、5〜6くらいかな。非常に小ぶりで、大きさはアルト用くらい。Link特有のトサカの無い分細身で太さはDukoffのpieceと同じくかと思います。先ずリガチャーの合うのが無い。あれこれ捜して、Selmer の Soprano Rubber用が一番フィットしました。見た目イケてません。。。で吹いてみると、フェーシングも短く鳴りは悪い。抵抗感抜群(?)で要は息が入らん(!)某Blogでも不評であります。 Sax徒然草

いろいろ試してスタンダードRICOの3,3.5 の硬めのリードを選び少し深めにくわえる様アンブシャを変えてどうにか調子の悪いときのLesterYoungに似た音が出る様になりました。この組み合わせは本当に1930年代。ただ、音量はLebalyeの三割減・・・以前リフェイサさんの持っていたのと比べると大部違うのでかなり個体差激しいものか。


2009-03-18 音楽

Savoy the 日テレ savyos

日本テレビの『未来創造堂』という番組で、茨城出身の昭和歌謡の作曲家『吉田正』先生を取り上げるという事で、制作会社の方々が茨城で取材・撮影を行っておりました。その番組の中で昭和32年当時のナイトクラブのお店を再現するシーンが流れるそうで、その撮影に昨日SAVOYが使われました。なんというか今風のお店でない古Jazz系のお店が茨城にあってなんてジャストなんでしょう。(と制作の人は考えた、と思う)

しかしこの話が入ったのが先週の金曜日で、バンドもお店で手配して欲しいとの事。急遽、スウィンガーズの渡邊さんと吉原さんをコール、地元からはピアノの久保さん、とウチの石橋をアサインしてバンド構成。みなさんそれぞれ見知った顔だし、昭和32年にうってつけのメンバですな。恭一さん楽器1936年のMartinかついで来てくれました。他にオールドストラップ、古いリガチャなどお貸ししての撮影。ちゃんと時代考証してるぞ。それにしてもこのシーンだけの撮影に5時間かけて動画の制作って大変ですね。

お店の客にはSavoy常連がエキストラで出演。みんな舞い上がっちゃってしょうがないなあ。「いつもお店で聴いている様にリラックスして下さい」なんて言われたけどカメラ動いていると緊張するよね。ちょとグラスを持ってとか手は少し引いてとか、しっかり演技指導されちゃいました。放送は4/10予定。30分番組の中の10分程度の再現ドラマの1シーンなので本当に何秒映るのか分かったもんではないですが、まあ久々に恭一君の演奏が聴けたので良しとしよう。


2009-03-21 音楽

Body And Soul : The Complete Victor Recordings 1939-1956 Master Takes hawkins

Coleman Hawkins のBluebird、Victor時代の録音です。2枚組。1939年から1956年までなので長いですが飛び飛びで1939,1940,1946-1948,1956年の録音が納められています。1939年〜1940年はコンボ録音。1940年まではSwingですが1946年からいきなりBop & オーケストラ編成になります。時代ですかね。珍しいところで1946年Pete Brownがasで入っていたり、1947年Budd JohnsonがAsで入っていたり。1948年の一曲"Picasso"はHawkinsオリジナルの完全なSoloナンバ。

また1956年の録音だけで24トラック、CD一枚分と結構あります。ただ1956年録音はオーケストラアレンジでイージーリスニングになってしまってます。一応Hronセクションも揃えてSwingしているのだけれど。Hawkingの名演の"Body and Soul"は1939年ですが、1956年にも録音されていたのは知らなかった。でもこちらはムード音楽みたいでちょと変だ。

全体に1940年までの録音を除くと大部コマーシャルな録音みたいです。音は結構良いのでHawkinsの演奏自体を聴くには良いのですが、アレンジが残念です。


2009-03-23 音楽

Don't Let Your Love Go Wrong dontlet

Don't Let Your Love Go Wrongのビンテージ譜面です。Don't Let Your Love Go Wrongの歌詞がどんなんだか知りたくてネットを回っていたら、何だか譜面が販売されていたのです。国内では絶対に手に入らない物なのでオーダーしたら・・・届いて来たのはなんとビンテージ楽譜でした。あらっ。

何かあやしい感じの表紙ですね。中身はVerseを入れた見開き2ページのピアノ伴奏譜でした。コードとタブもついているのだけど何だかギターじゃなくてウクレレのタブ譜だった。元はいったいどういうコンセプトの曲なんじゃ。歌詞読んでみたけれどよく分かりませんでした。Boswell Sistersのオリジナルアレンジから南国風なのかとは思います。

せっかく譜面手に入れたのだから誰か歌ってくれないかな。なんと最近YouTubeで演奏をUPしている人がいた! YouTube  確かに隠れた名曲だと思いますよ。カバーしたら絶対ヒットするって。Shout, Sister, Shout!


2009-03-24 楽器

Ishimori ishimori

今日Smallcast.jp Old Jazz Timeの収録をやってきました。熊田千穂さんの紹介などお話してきた。ただ今回の番組がいつ公開されるかは不明。前回3月分の収録もまだ公開されてないし・・・さて。

今日の収録は昼間早かったので終わってからすこしブラブラ。帰りにイシモリへリード買いに行きました。3半リードとRICOリードホルダを。最近リードにホルダが付いているので別売りリードホルダどこからも出なくなってしまった。だけどリード付属のホルダはどうもやわらか過ぎてリードの変形を防ぐのに役に立ってないんじゃない?と思っています。いつも使うリードはしっかりホールドしておきたい。RICOだけでしょうね今製品としてホルダ出しているのは。

それで、店頭でマウスピースを見ていてびっくり!Lebayle LRIIのハードラバー試作品がおいてあった!!まだイシモリwwwにも出てないみたいです。一本だけあって発売日/価格未定だそうです。試奏は出来る様です。詳しく見て驚いた。基本的にメタルLRIIと内部形状が同じ。少し径が小さいですがあのストレートな筒状の内部がそのまま使われていました。リバイユラバーのLR,Jazz,Studioモデルとは異なっています。

あの形状はメタルの材質だから出来たのだとばかり思っていた。いやーどんな音がするのでしょう。興味津々。値段はどのくらいでしょう。ラバーモデルと同じくらいだと35000-40000くらいの間だと思われますが。今度試奏してみたいです。


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