昨日は右近茂カルテットのCDリリース記念ライブでした。なんと7年ぶりのリリースです。
今回メンバーは横浜ロイヤルパークホテルのレギュラで新CDの録音メンバーです。こんなユニットで演奏聴けるのは滅多にないです。今回お客さん多くて良かったです。
ネットでの知名度も上がった様で、今回のCDもすでにあちらこちらで紹介されています。新CDはAmazonにはUPされてないのですが、DiskUnionで購入可能です。 DIsk Union UKON
ギター亀井たくま氏 新刊です。超実践!とサブタイトルが付いている様に本当に実践向き教本です。Jam Sessionに参加しよう、というコンセプトで、いろいろなスタイルのBluesのバッキング、リズム、コード進行、ソロを実際にCDでの演奏を示しながら解説しています。
ギターだけではなく他の楽器でも役に立つ情報があります。特に付属CDの模擬セッションはSaxでも役に立ちます。他にもBluesの歴史やセッションをやっているライブハウスの紹介など読み物としても面白いです。おすすめ→実践Bluesギター
オークションを徘徊して見つけてびっくりして購入。写真の楽器はVintageのConn-O-Sax。これが録音されたレコードがあったのだっ
演奏しているWillis JacksonはR&BからBopを経由したホンカー系のTenor Playerで、Conn10Mを使っているのは知っていましたが、Conn-O-Saxを使っていたとは知りませんでした。
何でこんな重要な事が知られてないのか?というと、理由は先ずWillisはこの楽器を"Gator Horn"と呼んでいます。GatorはWillisのニックネームなのですが、どうもこの名称が固定化して一部ではWillisが普段使っているConn-10Mを”Gator Horn”と混同されたりしていた。このレコードリリースは1979年ですがその当時でも今でも1920年代のVintage Saxの事などJazz屋も批評屋も全く知らないし、気にもしなかったのでこのConn-O-Saxの事実が知られてなかったという事の様です。どうもJazzのリスナー/プレイヤーも批評屋も音楽のフレーズやらスタイルやら形式的な事やら観念的な事はウザウザ話題にするけれど、肝心の楽器そのものや楽器の音色についてはあまりにも無神経過ぎますな。だからこういう貴重な音源が埋もれてしまうわけだ。歴史的に見ても貴重なレコードなのでライナーなど少し詳しくメモっておきましょう。
Willis Jackson : tenor & Conn-O-Sax,Yusef Ali : drums,Buddy Caldwell : congas,Joe Jones : guitar,Carl Wilson : organ
Side AがTenor,Side BでConn-O-Saxを演奏しています。
Side A:3曲 1.UNGAWAはミディアムのBlues,2.YOU'VE CHANGEDはスローナンバ、3.HELLO,GOOD LUCKはFunk風Blues
Side B: 1.THE GATOR HORN アカペラのソロ 2.THIS IS ALLWAYS スローバラード 3.GOOSENECK アップテンポのBlues
音色はSide B:の一曲目が良く分かります。AltoとSopranoの中間みたいな音です。写真にSopranoにしては大きいしストレートAltoにしては小さいので調べた処F管だそうです。どうりで。Wiilis Jacksonはホンカーという位置付けですがこのレコードを聴く限りでは決して粗野な処は無く正統派のR&B-初期Bopのプレイヤという感じです。Willis Jackson
文責:ためすけ後藤
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■ gt [偶然発見しました! お礼が遅くなってしまいましたが…、 いつも紹介していただきまして、 ありがとうございま..]
■ ためすけ [お世話様です。またセッション等あったら行きたいので教えて下さい。]
■ Tautvydas [TYVM you've solved all my prmeblos]