昨日はSavoy Jump Bluesライブでした。久々に新曲なんぞ入れて、結構リキいれてやりました。いつに無く、お客さんの(バンドではない)の大盛り上がりでうろたえたメンバみんなでスベリまくりという怒濤のライブでした。本当に荒し、じゃない嵐の様なライブでした。まあ、日本じゃあまり知れてない"Laughin' In Rhythm"が大ウケだったのは良かったです。
今回ステージでは先日買ったばかりのLebayle LRIIを使いました。ライブでメタルを使うのは初めてです。ステージがかなりウルサい状況だったのでラバーよりは音が通っていたと思いますがコントロールが難しかった。。。リードやリガチャをいろいろ試していかないといけない。
とうとうここまで来た、、、Jack McVeaのLPです。オークションで入手。見開きジャケットで詳しいライナーノーツや写真が載っていて楽しいです。McVeaへのインタビューもあったりして大変貴重な資料です。レーベル名が"Jukebox ill" いかにもなレーベルですな。収録曲はこれまで聴いた復刻版CDと同じ様で、1945-1947年のBlack & White時代の録音が納められています。
というわけで久々にレコードをかけて聴いてみました。復刻CDと違いHi落ちの音なのですが、こっちの方がリアルで良い感じです。やっぱアナログの音は良い。レコードにハマる人の気持ちが分かる。。。
後でネットで調べたらJuke Box ill からMcMeaのLPがもう一枚でていた。JB-625国内でも在庫が少しある様です。これは欲しいですね。
レコードジャケットの写真から。LPの良い処は写真が大きいこと。McVeaが楽器を構えた写真はCDでも見られますが、レコードのライナーの写真は細部まで見えて面白いです。マウスピースがよく見えるので拡大してみました。実はこの写真、ジャケットでは左右逆に印刷されていました。パソコンで左右反転させています。
マウスピースは形状からどうもブリルハート?の様に見えますね。開きまでは分からないけれど、横から見てこのくらいのカーブだと結構広い方でしょうか。リガチャがこの当時のラバーにしてはめずらしく逆締めですね。ブリルハートのリガチャは逆締めですがバンド部分は3本のものが残っているのでさてどうだろう。楽器はここではChu Berryモデルです。他の写真表ジャケット等には10Mも写っています。年代によって使う楽器が違ったのでしょうかね。
まあ、こういった写真を見るのもアナログ盤の楽しみでもあります。
昨日は昼1時から三郷の おりか座という処でJam Session行ってきました。Mixi - EverySwingつながりのベース内田さんのセッションホストでさそわれたので。ちょと遠いかとおもったらTXで45分くらいで着いてしまった。お店はカラオケパブみたいな感じ?Jazzやらハワイアンやらビートルズやら演歌やらいろいろやっているみたい。広くてピアノはグランドですごい良い環境です。
場所が場所だけに沿線の人たちが集まるのかなと思ったら結構遠く石神井からの参加の方もいてリキ入ってます。普通セッションのおわりは、それでは最後にみんなで出来る曲を、、、とかBluesやったり循環やったりするのだけど課題曲ConfirmaitonをSax6人くらいで演奏するというコアな集まりでした。非常に面白い話。参加Tenorの一人が持っていた楽器がCONN 10M!! びっくりした。持ち主さん曰く、何でも質流れのお店で偶然見つけてビンテージ物とは知らないで買って使っていたのだそうです。トーンホールがストレートモデルなのでCONNがメキシコに移転する直前の楽器だと思いますが、良い音していました。そんな事もあるのですねぇ。
三郷を引けた後、Savoyでライブ。3ヶ月ぶりのRag Time Jazz Trioです。久々に小林さんのピアノを堪能。ストライド顕在。言う事無し。Taroさんと小林さんのCDを頂いたので後程紹介します。
何だかんだと言って、フランソワ・ルイを購入しました。このリガチャはテナーの田辺信夫先生もお使いで前から気にはなっていました。
不思議な事にこんな金属のかたまりなのに、音はロブナーライトより柔らかいのです。リードを押さえるプレートはステンレス、ブラス、ラバー付きステンレスと3種類あります。とりあえずブラスの音が良い様なのでブラスプレートにしました。結構ガッチリリードを押さえているのにリードの振動が自由で軽く吹いても良く音が出ます。
フランソワルイのこのタイプはメタルマウスピース汎用でOtto Link用として販売されているものです。そのためかLebayleには若干大きい感じがしました。それと全体の傾きもLebayleには傾斜が大きいかも。プレートの遊びは調節出来るので問題ないと思いますが、リードの厚さ/背中のカーブなどによってはうまく押さえられないかもしれないのでラバープレートに換えた方がよいかもしれないですが、しばらくこれで使ってみましょう。
これは古い古い時代の AppleII用の5inch FDD。何だかというと、ぷらっとホームの会長、本多さんが6/6に亡くなっていたというNewsが入って来てこれはびっくり。Slash Dotでも話題になっています。元は秋葉原本多通商の社長で、電子部品販売からからAppleII、周辺機器のコンパチなど作っていて、本多通商解散の後はLinux/FreeBSDやらサーバやらのベンダをやっていた、それはそれは秋葉原名物な人。PlatHome
懐かしくなって出して来た。このApple DiskIIコンパチは1980年代、ナムコ時代に購入した機種で基盤にジャンパ飛びまくりのものすごいドライブでしたがちゃんと動いていました。2年くらい使って壊れてしまって本多通商に持っていったら本多のオヤジさんに「そんな古い機種もう直んないよ」と言われて新しいドライブを買わされた。くやしいのでテスタで(ロジックチェッカではない)回路を追ってイカれたTTLを見つけて交換して自力で直したものです。当時、あの本多のオヤジさんに勝ったぜ、などと考えていました。日本のIT業界で本多さんに世話になった人は大勢いるはずで、こういう人が亡くなってしまうのは時代を感じます。Things Ain't What They Used To Be...
McVeaをオークションで探し回ってて見つけました。生年不明? Lionel Humpron,Eral Hines らと活動していたTenorです。ホンク系Blues Tenorと位置付けされている様ですが、聴いてみると面白い。Bop指向のホンカーです。そんなんあるかと思ってしまうのですが。1947年のハンプトン楽団の演奏では、まあ、これまたそっくりにParker フレーズをテナーで再現しています。Parkerのフレーズとあのアーティクレーションを真似(なのか単にそっくりになってしまったのか)しているのでびっくりと同時に笑っちゃいました。どうも録音年代がはっきりしないのと、メンバがライナーに記載されていないのでよく分からないのですが1947年から1953年くらいにかけての録音の様です。楽団はHampton,Hinesの他、自身のまたは 他のR&B系バンドでの演奏が納められてます。
BopフレーズとホンクなBluesフレーズの混合スタイルですが、時代が下るとBop色が薄くなってBlues色が強くなります。まあこれを聴くとBopとBluesは地続きだなと考えるわけです。Laneの音は結構強く、McVeaとは違うバリっとした音色でむしろモダン系に近い感じです。使っている楽器が写真ではBuescher Big Bですね。マウスピースはメタルの様です。手持ちのネック無しBigBも確かに良く鳴りバリバリした音でなるほどBig Bの音はこういう音か。
Laneは後年はずっとEarl Hinesのバンドで活動していたそうですが、1967年に亡くなっています。結構ナゾな人です。
Jazz屋なら知らない人いない、海賊出版のRealBookの正規版。Hal Lenardからで、6th Editionだそうです。amazonで注文しました。勘違いしていて、vol.2がヤマハから出ているのが半分のサイズなので小さい版がくるのかと思ったらA4サイズでした。本当に海賊版とそっくりですね。
海賊版とは選曲が違うのと、何かキーが少しづつ違っている様な。全部みてないけれど、Straght No ChaiserがBbだったりします。他にもありそうですね。In The Mood が入っていたり、なんとGee Babyが入っていたり。Stompin' At SavoyがキーがDb? だったのかオリジナル?RealBook
昨日22日はまたもや(って何だい)右近茂さんat Savoyであります。次回は7月ね、とか言っていたら急遽決まりました。今回は前回のmamajazz企画ではなく右近さんのレギュラーメンバーを迎えてのトリオでした。酒井一郎(b)西村俊哉(Gt) 言う事ありません。7月にCD発売記念ライブが予定されています。これも楽しみ。それにしても地元お客が少ない。田舎者の悪い点は地元にベッタリ張り付くか、でなければ足下無視して都会だけをありがたがるかどちらかしかない事だ。まっとうな音楽を聴きに来なさいよ。右近茂
夕べのお客さんの中に You Play Jazz ?の主宰者がおられました。守谷の方だそうです。これはすごい面白いサイトですね。右近さんも登場する様です。
Ma Raineyのセレクション盤。全部聴いているのですが、何か面白そうなので買ってしまった。CD2枚組の“The Story Of The Blues"というシリーズのセットです。コンプリートでは無いですが、ブックレット型のセットで中に19pageの解説があっていろいろ面白いです。1928年になってRaineyがBack Band をJugBandにしていますが、これは当時JugBandが知られる様になってきてBlues SingerよりもJugの方が人気になったから、が理由だそうです。そういえばClarence Williamsも後までJugBandを使って録音したけれどそういうわけか。JugBand自体は古いものだけど、要は後になって発掘されたというのが実際の処だったか。検索リンクThe Story of the Blues : Ma Rainey
文責:ためすけ後藤
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■ 中の人はいない [通称Bタイプですね。元の基盤にジャンパ飛ばして対応してました。 AタイプがJK870のボードなしの本体に、コピーボ..]
■ ためすけ [えー!!あの時代の方がおられましたか、びっくりです! レスありがとうございます。]