先々週くらいにMacBook whiteがいきなりカタカタと音をたててフォルダ?マークが出て起動しなくなってしまった。HDDが故障かと少し冷やして休ませたら一応起動。2年半使っているのでそろそろ弱って来る頃ではある。騙しながら使えるかと思うけれどDVDも変な音出すしこのままクラッシュしたら大変なので新調する事に。
Apple Storeの整備済み品をウオッチングして丁度良いのが出たのでオーダーしました。2010年4月バージョンのMacBookPro13インチ。前回と同じく初期設定時に移行アシストで丸ごと移管できました。ワナだったのはFireWireがmini コネクタで普通のケーブルが使えない。ネット経由で移行したので3時間半程かかってしまった。移管後ちょと変だったのはネットワークの環境設定だけ移管されなかった。何でだろう。まあ手作業で作成しても面倒は無いのでこれは良いか。
CPUスピードはMacBookと同じ2.4GHzですがメモリはDDR3で4Gbytes,カーネルが完全64bit化しているためか本当に速いです。気のせいかiTunesの音も良くなった気がします。D/A回路もだいぶ改良されたのだろうか。HDD容量倍で250Gで今更当たり前だけれどバックアップ環境にこれからは1Tくらいのドライブが要る事になります。他に電源以外ケーブル類が付属しないのでmini Fire Wireなど別途調達となりまする。
1957年ニューポートフェスティバル、当時のCount Basie オーケストラの演奏とオリジナルBasieバンドのセッションで演奏されたものです。おそらくLester YoungがBasieと一緒に録音されたものでは最後になるのではないかと思います。このCD存在は知っていたのですが、海賊版みたいな録音だったらいやだなあと思って中々手が出なかった。思い切って買ってみたら、いや、これは名盤です。
1957年時のステージはレギュラーメンバ (Frank Wess 、Frank Fosterが入っている)演奏が一通り続いた後にオリジナルメンバであるLester Young , Jimmy Rushing, Joe Jones,が入っての演奏、最後にRoy Eldridge,Illinois Jacquetが混じってのセッションで終わるという構成でした。このCDではオリジナルメンバとレギュラーメンバの演奏が入れ替わって収録されています。この時のLesterの演奏はとっても元気で、Lester復活!!みたいにに聴こえています。この2年後に亡くなるとは信じられない演奏。本当に惜しい限りです。
全体で聴くと分かりますがサウンドもアレンジも1957年時点はBigBandSwingもModern Styleが主流となり今でも世間一般ではこのスタイルがBigBandとして認識されているという事。その点オリジナルメンバの演奏は古いBlues/Swingのスタイルで垢抜けてないところが魅力。Lesterの様なプレイヤにとっては1950年代は非常につまらない時代になってしまった事がよく分かります。特にサドジョーンズが入ったブラスセクションは今となっては当たり前のサウンドだけれどLesterの音色持ち味と対比するとどうしてもうるさく聴こえてしまいますな。この辺りがLesterにとっても辛かったのではないかと考える次第です。At Newport
文責:ためすけ後藤
[マイ・ストア]
[ Amazon Jazz ]
[ JUMP-Blues ]
[]
[]