Hilton JeffersonつながりでのHenry Red Allenです。1933年の録音は以前も紹介しましたが、この間でもメンバーの入れ替わりがあったのか、こちらの録音にはJeffersonは入っていませんでした。Altoの方がEdward Ingeで、ちょと冴えません。。。このaltoはDonRedmanのバンドにも参加しているのですが。
1934年からColeman Howkinsが抜けてバンド名が"Henry Allen Ana His Orchestra"になってからまたJeffersonが入って来ています。でもColeman がいないので今度はTenorが冴えません。1935年の録音にはChuBerryが入ってTenorがよくなったらその代わりJeffesonが抜けてClaが入ってAltoがいなくなってしまいました。(ホント、バンド運営は難しいですね・・・ ^^;)
編成は相変わらず2-Brass,2-Reedの古い編成です。1935年というともうフル編成のBigBandが登場している時代なのですが、この時分までこの編成を続けていたのもやや時代遅れであったかもしれません。Jeffersonの入ったセッションはゴリゴリしてなくて洒脱という感じでそれはそれで良い雰囲気なのですが。
この録音の同時期に、Red Allen自身は Don Redmanのバンドへも参加しているので、どうもこの1935年前後の時代は新旧のスタイルがいろいろ入り交じって動いていた頃なのかもしれないです。。。お勧めは7曲め、Don't Let Your Love Go Wrong です。リズムがラテンなんですよ。(^^)
文責:ためすけ後藤
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