1957年 Cootie Williams と Rex Stewartが中心なって作られたアルバムですが、ジャケットの写真が前に紹介したBig Reunionと同じ感じで同時期に企画・制作されたもう一枚だったらしいです。編成はTpet*2,TSax*2,Tbone*2,Piano,Bass,Drumsの大きめのコンボ。メンバ Cootie Willams(Tp),Rex Stewart(Tp),Lawrence Brown(Tb),J.C. Higginbotham(Tb),Coleman Hawkins(Ts),Bud Freeman(Ts),Billy Bauer(Gt),Hank Jones(P),Milton Hinton(B),Gus Johnson(Drs)
TenorにColeman Hawkins,Bud Freeman、この組み合わせは結構珍しいのでは?サブタイトルにも"Bud Freeman VS. Coleman Hawkins"とあります。
録音時の写真が(小さい!)何枚か載っていますが、Freemanの使っている楽器はネック形状からOld CONNじゃないかと思います。1957年時点で古い楽器を使っていた事は興味深いです。
で、2人Tenorのプレイなのですが、、、フレーズも音色も良く似ていてライナーを読まないと中々区別付きません。柔らかい音色でスマートに唄うのがFreemanで少々ホンクっぽい音色を使うのがHawkins、どちらも難しい事、テクニカルな事はやりません。全メンバー非常にリラックスして気持ち良くSwingしています。モダンなエッセンスはありますが本当に正統派のSwingです。→The Big Challenge
文責:ためすけ後藤
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