1939-1940年にかけて録音された、Jelly Roll MortonのSoloとBandの演奏。Mortonにして最後の録音となります。1939年がPiano Soloと歌,1940年がJelly Roll Morton's Hot Seven,Hot Sixのバンド編成になります。
先ず1939年、改めてPiano と歌を聴くと本当に完成度の高い演奏ですねー曲名が"... Rag ","... Stomp"とリズム名が付いたものがありますが、これがRag、こっちはStompとPiano一台で明快/完璧にそのリズムを表現しているのがすごい。他にもアップテンポからスローナンバの歌ものまで、まったくブレの無いタッチとリズム感でPiano一台でこれだけ表現力があったかと改めて関心してしまった。
1940年のバンド編成は以前聴いた"Red Hot Peppers" と同じ感じですが、こちらの録音はプレイヤの自由度が高い、非常にリラックスした演奏です。Alto Saxが多くフィーチャーされているのが面白いです。このスタイルのSaxプレイヤーは少ないので。メンバーも良いのです。TPにHenry Red Allen,ClaはAlbert Nicholas,ASax Eddie Williams, Drs Zutty Singletonなど。バンド名が"Hot Seven"だったりるすのはサッチモの楽団に対して「オレが元祖だ」と改めて言っている様な気もします。全体に録音もクリアで聴きやすいので、みなさん聴いてほしいCDです。Morton
文責:ためすけ後藤
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