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OldなJazzのルーズな日々


2006-05-19 音楽

Tab Smith tabsmith

Tab Smithのリーダー名による演奏を集めたCDです。ライナーによれば1951年から1957年にかけてTab Smithは90以上のタイトルをUnited Recordに残したそうですが、そのうち48タイトルしかリリースされなかったそうで、このシリーズではそれらタイトルを全部入れて復刻している様です。年代からこれが一集目になります。1951年8月から1952年2月までの録音が20トラック納められており、内5曲がunreleased だとそうです。1951年というとR&R、R&Bの盛んだった時期ですが、このCDの時期はVocal入れたり、Tab自身歌ったり、バラード中心の演奏が多いです。曲のタイトルも"Jump"はあっても"Blues"は一曲もありません。1930年代のSwingの感覚はだいぶ引っ込んでしまっています。サイドにはLavern Dillon,Teddy Branon:Piano、Wilfred Middlebrooks:Bass、Walter Johnson:Drumsといった名前がクレジットされていました。演奏としては、わざとエコーやリバーブを効かせて音を作った感じがありかなり商売を意識した音楽だなぁと思います。特にAltoの演奏にわざとらしいクサさが感じられてしまいますねー・・・ちょと悲しいかな。一部Tenorで入っているのがむしろ良い感じでした。

それで、Tab Smithの楽器なのですが、ジャケット写真はBuescher Aristocratです。やはりTabはBuescher使いであった事は確かと考えて良いですね。このシリーズ他にも手に入りそうなのでも少し捜してみましょう。

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Keiwan (2011-11-24 12:23)

Just what the doctor ordeerd, thankity you!

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