Bessie Smith,Mamie Smith,と聴いたらもう一人のSmith Clara Smithを聴かねばなりません。と思っておくれてしまいました。中々CDが手に入らないもので、、、同じく1920年代のトラディショナルブルースシンガーです。1894年生。Bessie Smithと同年代で、Claraの録音は1923年から始まって1932年くらいまで続いた様です。少しBessieより息が長かったか。生い立ちについてはあまり分かってないそうで、最初はボードビルで歌っていて、ハーレムへ出て来てキャバレーで歌っていたそうです。その頃Colombiaで発見されて録音が始まったそうです。このCDはVol.2で1924年1月から12月までの21トラックが納められています。
歌はMa RaineyやBessieに通じるBlues唱法でMamie Smithとは違います。声質はMamie的なやや線の細い声なのですが歌い方はBlueNoteを強調した歌です。バックはこの時期はFletcher Hendrsonとその仲間Don Redman等が多く、編成も4人程度の構成です。こういった面でもMamieとはちょと違いますね。
またライナーみてヒジョーに面白いとのはFletcherがウクレレで何曲か参加している事、それとDon Redmanが"goofus"という変な楽器を一曲使っているらしい。。。なんだそれと捜したら、ありました。これです。どうも息で鳴らすピアニカみたいな楽器らしいです。(^^;)それにしてもこの風体には負けた・・・
文責:ためすけ後藤
[マイ・ストア]
[ Amazon Jazz ]
[ JUMP-Blues ]
[]
[]