1938年12月カネーギーホール"From Spirituals to Swing"の続き。これまた中身濃いです。一枚目で演奏されたGospelの次にNew Orleansスタイルの演奏が入ります。メンバーはSop:Sidney Bechet,tp:tommy Landnier,Tb:Dan Minor,P:James P.Johnson,Bass:Walter Page,Dr:Jo Jonesとすごい。CDには三曲入っていますが2曲目"MilenBerg Joys"は未発表。
次にBig Bill BroonzyのGt,Voにピアノが再度Albet AmmonsでBluesです。何かみんな笑っているのだけどよく分からない。(^^;)そしてSonny Terryのハープと歌、というか「声」この人足でリズムを取りながらハモニカいて一緒に声を出すという演奏なのですね。どちらもカントリーブルース。この2曲は以前のライブ盤では収録されてない未発表だそうです。
この後Japmes P. JonsonのRagTimeのソロピアノに続きCount Basie楽団が入りEvery Tubが演奏されます。レコードでは有名な曲ですがここでもLester節を存分に聴かせてくれます。次にJimmy Rushingの歌が入りStealin' Bluesで盛大に終わります。最後がkansas City Sixによるキレの良いSwing、After You've Goneでシメられます。最後の三曲も未発表だったそうです。どれも良い演奏なのですが、After You've GoneはJamっぽくて演奏時間が長く途中で切れている感じがありますね。もしかしたら途中で録音Discの交換か何かがあったのかもしれません。
ボーナストラック?の様ですが、同じ年の六月に行われたKansas city Five,PianoはBasie、の3曲がはいっていまして、曲目はOh,Lady Be Good,Allez-Oop,Mortgage Stomp、Allez-Oopを除いて未発表。演奏は非常にリラックスして良いと思うのですが当時レコードリリースされた録音では無い様です。Hamondが企画した様ですが、何のための録音だったのかな。。。
このCDの終わりに次の年1939年12月24日に再度行われた同じコンセプトのコンサートFrom Spirituals to Swing"の最初の三曲が入っています。The Golden Gate QuartetのGospel、、正にFrom Spiritualsです。
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文責:ためすけ後藤
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この音源熱いですよね!!ゴールデン・ゲート・カルテットは、聴いた当時ビックリしました。
にしてもこんな熱い企画やった30年代後半の勢いと、これだけ内容の揃ってるアメリカ文化って一体……と軽く凹みます…。
をー、わたなべさん。さすがご存知でしたか。今度ここいら古い話しも聞かせて下さい。