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OldなJazzのルーズな日々


2005-09-04 音楽

Big Band BOXbigbox

とにかくいろいろ聴きたくていきなりBOXで購入。40枚組だからさぞかしでかいハコかと思ったら1ケース2枚づつで計20ケース。たいした大きさではありませんでした。このCD集で聴きたかったのは特にSaxの音で、時代的にはSelmerが幅を利かせる前のSAXセクションの音がどんなものであったかを確かめたかったのが理由です。収録バンドは、

Duke Ellington,Count Basie,Benny Goodman,Glenn Miller,Tommy Dorsey,Harry James,Artie Shaw,Woody Herrman,Cab Calloway,Gene Krupa,Stan Kenton,Chick Webb,Jimmie Lunceford,Erskine Hawkins,Fletcher Henderson,Charlie Barnet,Benny Carter,Bunny Berigan,Louis Armstrong,Dizzy Gillespie,Lionel Hampton

これだけの種類のバンドを並べて聴き比べるというのも始めてだし、Jazz好きでもあんまりやっていなのではないか?。大変参考になりました。

一通り聴いて感じた事。大きく分けて白人系/黒人系のバンドがありますが、まあアレンジや録音品質の違いもあるけれど、黒人系バンドの方が概ねSaxセクションの音がソフトでキュートという感じです。アレンジの傾向にも違いがある様です。黒人系のバンドはSaxセクションをハーモニー重視のゴスペルクワイヤの様に使う傾向があると感じます。白人系は音はシャープですがバンドとしてのドライブ感やインパクト重視、何となくキビシいという感じがあります。

Ellington楽団のHodgesの音を参考にすると同系の音が他のバンドでも聴く事が出来、という事はこの時代Buescherを使っているバンド/プレイヤがもっといるぞ、という推測です。これでまた音とCDライナーのメンバーリストを元にBuescherプレイヤ探しをする事に相成るというわけです。

追記:

http://www.midi.co.jp/~tamesuke/data/KrupaList.txt  にtab区切りで入れました。読めますでしょうか。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
辻本 (2010-08-13 14:50)

勝手なお願いですがbig band boxno.19のジーン・クルーパの各トラックの曲名を教えてもらえませんか?

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