1956年録音。以前聴いたTeddy Wilsonとの録音と同じくLesterの名盤と呼ばれているものですPres and Teddy THE JAZZ GIANTS そのスジでは非常に有名なアルバムなのですが、、、Dave Gallyの伝記でも当然取り上げれていますが、演奏聴いて思うけれど本当に苦しそうに吹いていて痛々しいのですよね。。。イマジネーションに体が付いて行ってないという感じ。全5曲でアップテンポは"Gigantic Blues"だけで最初のSoloがちょと、その後終わりに長いSoloを聴かせてくれますが力つきた感じ。全体にLesterの良い作品、ではあるけれどこの辺りの録音を名演とか名作とか言って持ち上げるのは無責任または無神経で、そういった論評をする人間は信用できませんな。
Billie Holidayとの録音もある"This Year's Kisses"が入っています。後年のLesterはBillieと録音した曲をSoloで演奏してるものが何曲かありその一曲ですが、こういった演奏を聴くとLesterはBillieや昔の仲間を偲んでいるのだろなぁと考えてしまいます。残された録音は一般聴衆向けではなくて昔の仲間に向けて演奏されているのがLesterの本当の気持ちだと考えています。
文責:ためすけ後藤
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