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OldなJazzのルーズな日々


2008-05-14 楽器

リードの仕込み reeds

5/11にまた赤坂グラフィティで大勢ホーンズのライブがあったので準備のためまじめに10日間ほどリードの仕込みをしました。

何で10日もかかるのか?というと、先ず、ずっと前に買った、Larry Guy著"Selection, Adjustment, and Care of Single Reed"で、10日間かけてリードを馴らして行く方法が説明してありました。最初読んだ時こんなに神経質にに仕込まなくてもいいだろーと思って放っておいてありました。が、最近ネットでみた北村英治さんの映像では、扱いは結構ラフなのですが、リードを箱から出して使い始めるまでに9日かかるという方法を紹介しています。という事は、やはりリードは10日間くらいかけて仕込むのが正しい使い方?なのかもしれないと、試しにこの本の記述に沿って10日かけて仕込んでみたのでした。

詳しくは長くなるので別にまとめようと思いますが、要は毎日少しづつ水に浸けてちょっとづつ吹いてみて、レスポンス等を確認し悪いところを少しずつ削って、使った後はよくしごいてからしまう、という事を10日繰り返すものです。10日の間は3−10分くらいしか吹いてはいけない。10日以降から本格的に使えますが使いながらも調整して行くそうです。Newのイシモリリードがあったのでこれを使って本番に備えました。やや面倒ですが、確かに調子良かったです。

クラリネットのLarry Guyの方法と、同じく大ベテラン北村英治さんの方法では馴らす間の処理がえらい違いますが、10日くらいかけてじっくり馴らすという点については共通しています。リードは生ものなので絶対最適というやり方は無いでしょうがLarry Guy方式と北村英治方式の中間辺りでも良い方法があると思われます。というわけで安価なRICOのリードを使って只今仕込みをしている処です。

それにしてもRICOの25枚入りのパッケージはでかい。一枚一枚リードホルダーに入っているからなあ。昔みたいなリードホルダー無しのパッケージとか出してもらえないでしょうかね。

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