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OldなJazzのルーズな日々


2007-07-11 音楽

Fats Waller Box fats

Fats Wallerのクアドロマニアです。最近自分がクアドロマニアになってしまった。録音は年代順に並んでいて、

CD 1 1935-1936

CD 2 1936

CD 3 1937-1939

CD 4 1939-1943

となっているのですが、CDDBで検索をかけると各Discは、

CD 1 Portrait (Vol. 1): Functionizin' (Disc 8)

CD 2 Portrait (Vol. 1): Fractioius Fingering (Disc 9)

CD 3 Portraits Vol 1 (Disc 3)

CD 4 Quadromania - Fats Waller (Disc 4)

と出てしまいます。Portraitシリーズの Vol.1はいいとして順番にDisc 8,9,3 とは何だ??曲は年代順に並んでいるのに。

まあそんなわけで先ずはDisc1-2を聴いてみました。演奏はFats Waller and His Rhythmです。クレジットのバンド名は通して同じですが、編成は2管+4リズムを基本に都度変わります。ピアノソロはありません。

曲は以前聴いたCDと一部ダブっていました。音楽的はフザけた(ユーモアのある)Swingです。コンセプト的にはJumpBluesの元みたいです。ただLouis Jordanよりはテンポも遅めで、Hornのリズムをユルくてタイトな面がありません。Tenorが"Gene Sedric"という人なのですが、詳細不明。結構長い間Fatsとやっていたプレイヤらしい。音色が面白いというかちょと変、スローナンバではものすごくソフトで艶のある音を出すかと思うとミドルテンポあたりからホンカーぽくなります。演奏はTpetもTenorもラフな感じのBluesプレイですがグロウルしたりはしません。こういうところが好感持てるのですよね。音楽的な比重してはFatsのピアノと歌がメインな感じです。まあいろんな意味で黒人臭い音楽だと思います。

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