Nat King Coleの録音。こちら国内盤です。"and his TRIO"とありまして、Nat King ColeのPiano,VocalにレギュラーメンバJohn Collins - Gt,Charlie Harris - bass,Lee Young - dr のセクションに一人づつSoloistを迎えてのセッションとなっています。1956年の録音でこれまた著名なアルバム。
何でこれを買ったかと、ジャケット写真見ての通り、TRIOのメンバの他に楽器が並んでいるのです。参加しているSoloistがJack Costanzo - conga,Harry Edison - Tp , Willie Smith - alto sax , Juan Tizol - Tbone , Stuff Smith - violin となっていまして、写真は無いけれど代わりに楽器を並べているというわけ。並んでいる楽器がどうやら本人の使っている楽器らしい。ウソじゃないと思います。例えばTboneはライナにも"valve trombone"を記載されており、写真もvalve式が写っています。いいかげんな写真ではないと考えられます。
それでWillieの楽器は何なの?という話が以前あって、ネット調べた処どうも最初はConnで後にSelmer BAあたりだった様です。このジャケットの写真も分かりづらいのですが拡大して見たところ、バタフライ型のベルキーモデルで、これはおおよそ1920年-30年初頭のモデル、G#キーの形状がおぼろげながら分かりまして、この形はBuescherではありません。Connだと思われます。Willieは"Just You, Just Me","You're Lookin' At Me","Don't Let It Go To Your Head"の3曲を吹込んでいますが、音が微妙に違いますね。同じ日の録音なのに面白いです。
文責:ためすけ後藤
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