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OldなJazzのルーズな日々


2007-04-11 音楽

Andy Kirk 1943-1949 andy

1920年代から活動していますKansas CityのSax/バンドリーダ。そのリーダ作としては最後の録音になります。

1943年3トラック、44年-2トラック,45年-2トラック,46年-10トラック、飛んで1949年2トラックの録音が納められています。全編BigBand編成プラスVocalという音楽です。ちょと面白いのは1943年録音の"Shorty Boo"、1944年録音の"Hippy-Dippy"の2曲はリリースされたのが日本のLPレコード(MCA3151)だけだったらしい。この当時としてはちょとSweetぽい古いSwingスタイルとBluesな演奏が混じっているのですが日本だけでリリースされた2曲はこの中でも特にBluesなスタイルが強い録音でした。特に"Shorty Boo"など本当に"クサいっ"BLues。ただし、今の検索ではMCA-3151はBB KingのアルバムでどうもAdny Kirkは関係なさそう。。。ライナーが間違っているのか?よく分からん。

他には1945年はコーラスグループ"The Jubalaires"との録音が気持ち良いです。The JubalairesはGodspelグループなのですがBluesなSwingとマッチしてます。やっぱ馴染むのですよねぇ、このスタイル。

1946年の録音はSweetな戦後Swingの典型みたいな音楽が多いです。VocalにJoe Williamsが入ったりしますが、Pianoだけが変にModernした瞬間がありまして、と思ったらHank Jonesでした。その後の1949年の2トラック、この年はバンド名が"Andy Kirk na His Clouds Of Joy"と昔の名前になっていますが、どうもレコーディングのための臨時バンドだったらしい。実際の自己の楽団での活動は1946年までで、あとはサイドマンとしての活動が50年台まで続いていたそうです。ただ亡くなったのが1992年なのでこれまた長生きの人ですね。全体では1946年の録音はSweet的で物足りないですが、1945年までと1949年の録音はまたBlues色が少し濃くなってきて良いかと思います。

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