ゴキゲンJack MvVeaもっと聴きたいなと思って捜しました。見つけました。ドイツのレーベルだそうですが、コンプリートを出していたのですね。これはVolume3 で全Vol.1-4 と、あと3巻あるそうです。
Rabon Tarrantという名前が入っていますがこれは誰?と思って調べてみたところ、あんまり分かってない。ドラマーで生年が1906年なので結構古い人ですが、McVeaと長く活動したという事以外分かってないらしい。
このCDにはヒット"Open The Door, Richard"が入ってます。1946年録音ですが、この年は"Jack McVEA & His All Stars","Jack McVEA & All Stars"で、1947年は"Jack McVEA & His Door Openers"なんて名前も使い始めている。All StarsとDoor Opennersの違いはOpennersが人(ボーカルか?)が多くて芝居じみたコメディ音楽の録音が多い。
ライナーにも書いてありますがMcVeaのテナーはいわゆるホンカーテナーとは違う音で、Swing時代のスタイルを残した艶のある良い音です。Modern以降には殆ど残っていない音ですね。全体にユルい感じのSwing/BluesでLouis Jordanの様なタイトな音楽ではありません。こういう、いわゆるUpperでない感じのSwing感は1930年代のSwingにもあるものですが、1940年代以降はJazzの方には引き継がれずR&Bの方へ行ってしまったのですね。McVeaの楽器は写真写り悪いのでよく見えないのですが、CONNか何かの様に見えます。こういう音をもっと聴いてもらいたいですね。Jack McVea
文責:ためすけ後藤
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