Hot Five/Seven Box盤の4枚め。録音年代は1941年、1946年、それと20年代のオルタネートテイク、となっています。1941年はLouis Armstrong and His Hot Sevenとなっていますが、メンバは20年代と全く異なっています。1941年録音は世相もあるでしょうか。SwingといえばSwingですが、殆どSweetナンバの様でLouisはあまり吹いていませんで歌が多いです。Hot Sevenといいながら20年代のNew Orleans色がありません。これをLouis Armstrongのディキシーランドジャズだと捉えてしまうと相当な勘違いでしょうねえ。確かにLouisの持ち味は生かされていますが。。。
1946年の録音は4トラックHot Sevenの名前で、別な録音でTBoneにKid Oryが入っていたりして"Louis Armstrong and His Dixieland Seven"の名前で3トラック入っています。1946年の方が全体にBluesしてて良いです。ただ" Dixieland Seven"のネーミングがどうもコマーシャルに作為的な気がしてしまいますね。"Do You Know What It Means To Miss New Orleans?"なんて曲やっているのですから、"New Orleans Seven"とかにすればいいのに、と思ってしまいます。
このCDで抜けている1930年代のLouisは何をしていたかというと、結構BigBand時代が長いので、これについてはまた別な機会によく聴いて行きたいと思います。
文責:ためすけ後藤
[マイ・ストア]
[ Amazon Jazz ]
[ JUMP-Blues ]
[]
[]