(特定の日記あてJunk書込みがあるので移動して再掲載)
ピアノ/コンポーザ/バンドリーダEarl Hines。Redhot Jazz,Allmusicによると最初のModern Jazzピアニスト、と紹介されています。1903年生まれ、Louis Armstrongと同世代ですがその割にはコンテンポラリーな事をいろいろやった人の様です。第二次世界大戦のレコードストライキの期間中パーカーやガレスピーをメンバーに加えて活動していたりした事が知られています。(残念ながらその時期の音源は残っていない)
このCDには1932ー34年ニューヨーク、少し飛んで1937-1939年シカゴのEarl Hinesリーダ名の録音が納められています。編成は3Reeds,2-3Tp,2Tb+リズムの当時のスタンタード。シカゴの録音にはBudd Johnson(Ten,Reeds色々)が入っています。音楽はどの曲にもピアノが所々で効果的に使われています。やっぱピアノらしいアレンジですね。演奏はNYの録音の方がソロフィーチャーが多くて面白いです。NY時代のAltoのソロが結構ヨイのですが、Darnel Howard,Omer Simeonの2人のどちらか。ちょと聞いた事無い名前だったのですが、二人ともJerry Roll Morton やKing Oliverとも共演したベテランプレイヤでした。Simeonはソロオムニバスが出ているくらい→Omer Simeon なので、それなりに実力派だったのだと思います。
文責:ためすけ後藤
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