Buescher True Tone Tenor 新入荷です。(^^;)をい・・
シリアル245K番台で、1929年製。eBayではなく、某Saxプレイヤさんの紹介でアメリカのOld Shopから購入。管体のサテンシルバーが大変きれいに残っておりかなりミントコンディションなのですが、よく見るとネックガードの鑞付けが直してあったりしました。フックも擦り減って修復した跡があるので、最初の内に結構使い込まれて、ぶつけたか倒れたか、で使われなくなって修理されずにそのまま長い間放置されていたのではないかと推測します。またネックが元のネックではなくBundyかElkhertの普通のブラスのネックに差し替えられていました。残念だったのは右手F-Eあたりのキーがややリークしていました。運搬の途中でズレたものと思われます。古い楽器はこの辺が弱い処です。調整しないといけないかもしれない。
それで肝心の音ですが、同年代のBuescher Tenorはもう一台1927年の楽器をいつもメインに使っています。面白い事に2年くらいの差なのに随分楽器の性格が違います。製造年代の違いとうより個体差なのでしょうが、仲介してくれたプレイヤーの方の話では、開きの大きなマウスピースを使って吹込むと楽器の良い特性が出ますよというお話。そこで普段使っている100番の他105番、115番を試してみて、なるほどその通り。かなり力強く鳴ります。1927年製は中低音の音が柔らかく静かに吹込んでも良く鳴ってくれる楽器でしたが、こちらは小さな音は苦手らしいですがそのかわり吹込めば吹込む程際限なく鳴る様な感じ。抵抗感のバランスも良いので普段はしんどいので使っていなかった115番でも以外と楽だったのでした。見た目もまるで変わらない楽器ですが、こういう事もあるのだ。これはJumpのライブあたりには丁度良い楽器だと思われます。というわけでよかったよかった。
文責:ためすけ後藤
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I reockn you are quite dead on with that.