これはChoroのCDです。Choroというのは19世紀ブラジルで発生した器楽曲、というか器楽を中心にした音楽の一ジャンル、と簡単に言っておきます。ブラジルというとサンバ/ボサノバですが、実際にはそれらの音楽が出来るずっと前から演奏されていたのがこのChoroだと言われています。昔のリズムマシンのリズムに"Choro"ってのがあったのを記憶しているのですが、それは何かちょと違ったかな。
起源はどうも酒場のダンスミュージックではないか?との事ですが、あんまり詳しい事は分からんのです。資料もあるのですが、ブラジルに根ざしているためかポルトガル語だったりするので、読めないのです。(*_*) このCDのライナーもポルトガル語です。
基本的にギター、ギターの仲間のバンドリン、ウクレレの仲間カバキーニョと呼ばれるもの、タンバリンの形のパンディェロ、それにソロ楽器のFlute,Clarinet,etc.が加わるもので、メロディを色々な楽器で交互に演奏する形態の様です。Improvisationは行われないでメロディをフェイクするのが普通だそうです。Fluteがよく聴こえて好きな音楽なので何枚かCD買ってます。音楽としてはクラシックに限りなく近いという感じですね。元はポルカだという説があります。曲によってはドイツ・バロックみたいに聴こえるものもあります。
このユニットはよく分からないのですが(ポルトガル語読めない)モダンChoroのユニットの様で、曲目に Giant Steps なーんてのが入っているのです。もちろんアドリブ入ってます。(えらく地味ですが。おそらくソロ部分だけ聴いてこれがGiant Stepsだと分かる人はいないだろう)
ただ、このCDいいかげんでライナーの曲数と実際のCDの曲数が違う! iTuneではCDDBのデータを誰かが調べて整理してくれていましたが、一曲曲名不明なのがある様でした。
文責:ためすけ後藤
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