ためすけとしては今年あたりからTradなBlues(Real Blues?)が復活する、と信じているのですが・・・(本当かぁ?)何故って今の音楽に欠けているのが「本当のBluesフィーリング」だから。
本当のBluesでBessie Smith 1928年から1931年の録音。1920年代のRace Recordのブームは20年代後半には徐々に下火になります。残念な事に1928年にはBessieの人気も下がって来てしまいます。1928年前半Fletcher楽団のメンバーが参加したレコーディングの後Showをこなし、同年8月にまたレコーディングに入りますがColumbiaが予算を渋った(?)か録音日程が2日だけで8トラック、バックバンドが貧弱です。歌は良いのですが、この期間のバックは頂けませんでした。。。。その後しばらく旅を続けて1929年5月ころから再度録音に入りましてこの年から1930年にかけては録音の間隔も適度に間があって詰め込みレコーディングでは無い様です。Clarence Williams,Eddie Lang,James P Johnsonのバックで入って来ます。この頃の録音はいいですねぇ。JohnsonのPianoとのDuoが入っていますが、Pianoだけ聴いても、ただの伴奏ではない完成された音楽になっているのですよね。これはPiano弾く人は是非聴いて欲しいです。
1930年7月で一旦録音は止まって一年後1931年6月11日にまた詰め込みレコーディングですがバンドで4トラック録音しています。PianoがClarenceで、この時Besseiとして始めてDrumを含めたレコーディングを行ったそうです。
文責:ためすけ後藤
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