映画"BIX"の音楽担当のSaxプレイヤ。1928年ニューヨーク生まれ。シドニーベシェの弟子だそうです。けっこうなお年ですが未だ現役のプレイヤです。Traumbuer役ではC-Melody-Saxを演奏したくらいですからVintage好き、トラッド好きな人の様です。CDジャケットに写っている楽器も全部Vintageものです。TenorはConnのChuBerryあたりのモデルでしょう。AltoもVintageでFront-F無しモデル。写真が小さくてメーカなど分からないのが残念ですがベルキーが両サイドタイプのモデルなので楽器の年代はすべて1920年代だと判断されます。
CDではここに写っている楽器を全部使って大変気持ちのよいーSwingとバラードを聴かせてくれます。演奏スタイルは古いスタイルでゴリゴリの技を聴かせるものではありません。曲目はスタンダードからWillberのオリジナルまで幅広く取り上げてあり、Vintage楽器の持ち味を大変良く生かした大変良い演奏だと思います。
写真を詳しく見てみると、この角度でライヤーが取り付けてある点から、おそらくBuescher TrueToneではないかと思われます。
文責:ためすけ後藤
[マイ・ストア]
[ Amazon Jazz ]
[ JUMP-Blues ]
[]
[]