ジャズピアノの始祖と言われてます。本人もそう主張しています。Jelly Roll Mortonの初期の録音です。
この人もCreoleの出身で、1890年ニューオリンズ生まれで、ニューオリンズの全盛時代(残念ながら録音は残っておりません)を生きた人でもあります。
1923年録音分はすべてピアノソロ、1924年録音からバンドが入ります。ピアノはラグタイムとナンタラBluesという題名のどちらかというとブギウギの先祖に近いのかと思われるスタイルの録音です。バンドの方はKing Oliverと同時代ですが、リードがClarinetとSaxになっているのが違うところ。またBanjoはありません。CDの最後にKing OliverとのDuoがあります。
全体にやはりカチっとした印象があります。King Oliverよりもバランスと構成重視という感じでしょうか。この当時の録音としてはピアノの音がバランス良く聞けてピアノの役割がよく聞き取れます。Saxの音が結構フィーチャーされているのが個人的には気に入ってます。
文責:ためすけ後藤
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